子持ちペダル

横浜市在住のロードバイク乗り。仕事と子育てと趣味をいい感じにできたら

竹之内悠選手のシクロクロス・クリニック

久しぶりの更新です。

前回の記事からのトピックとしては、無事に娘が産まれ、育休は終わり社会復帰し、自転車は通勤で乗るだけで、幸せだけどちょっと悶々とした日々を送っています。

 

そうしているうちに、あっという間にシクロクロスシーズン直前となり、CROSS COFFEEさんで竹之内選手のシクロクロス・クリニックが開催される、とのことで、喜び勇んで行ってきました。

cross.coffee

 


◼️竹之内悠選手とは

おそらくシクロクロスをやってる人なら誰でも知っているスーパースターです。

日本人最強の選手で、単身で欧州でレースをされていて、毎年お台場で海外スターを迎え撃っている方、と言えばいいかも。

 

インスタで見るより男前で、はにかんだ笑顔が印象な若者でした。

参加者の質問に対しては、恐らくご自身は普段無意識にこなしていることを、慎重に丁寧に言葉を選んで説明してくれました。


f:id:komochipedal:20180909091306j:image

おじさんたちに見守られる若者の図

手前は本日アシスト役で来てくださった西山みゆき選手。この方も小柄ながらめちゃくちゃ動きがきれいでした。

 

この日の参加者は30名ほどで、C1が一人、C2はゼロ、ほとんどはC3かC4かマスターでした。

知り合いはロードロのエコ紳士とグローブのMさん、シクロクロスお友達のOさんとその息子さんのベイダー卿もといアナキン少年。久しぶりにお話しが出来ました。

 

◼️クリニック内容

f:id:komochipedal:20180910055714j:image

内容はイナギクロスのコースを走ってみて、その後に質問を受け付け、練習内容を決めるもの。

パイロン2つ並べてのコーナリング練習と、シケイン練習が主でしたが、他の参加者は竹之内選手から気付きをもらって『俺すげー上手くなってきた』と声を挙げている方もいました。

僕は残念ながら鈍感なので、分かるような分からないような感じでしたが、一番の収穫は『練習のやり方』を教わったことです。

言葉で聞いたことを実践してみて違いを感じるのが大事だと思うので、これから時間をかけて自分でやってみようと思います。

 

以下、自分が後で思い出すためのメモです。詳細はここで書くようなことではないので、再度クリニックが開催されることがあればぜひ参加してみて下さい。

 

〇試走について

①パンクリスクを確認

②ラインを確認

③空気圧を確認

 

コーナリングについて

・クランクを回しながらのコーナリングと、クランクを止めてのコーナリング。その時のブレーキの当て方

・リーンイン、リーンアウトについて

クリッピングポイントを最短で回り加速する走り方と大回りで回る走り方

・ハンドルを切らないで回ること

(前輪に脚に当たる事はない)

・ハンドルにしがみつかない、引かない、僕は上半身が固いのでもっと力を抜く

・ロードの人はサドルが高い

 

シケインについて

クリートを外すタイミング

トップチューブを掴むタイミング

・2歩でシケインを越える

・サドルには上からドシンと乗らず、あくまで進みながら乗ること

 

文章だけだとなんのこっちゃですが、実際に走りを見てもらいアドバイスを頂け、また竹之内選手とフランクに話せる素晴らしいクリニックでした。

 

■イナギクロス

シクロクロスを初めて最初に悩むのが「どこで練習しよう?」「どんな練習をしたらいいの?」なのですが、こういった機会があったり、INAGI CROSSのコースを実際に走ることができるのは非常にありがたいです。

CROSS COFFEEの店員さんは非常に感じが良く、練習会もしているので、聞いてみると色々教えてくれると思います。

cross.coffee

 

また開催にあたり、チャンピオンシステムの棈木さんから説明があったのですが、このコースは私有地ではなく、稲城市と調整し設けた公共のスペースとのこと。下記を守ってほしいとのことでした。

・他の河川敷の利用者に挨拶をすること

・ぶつかったり怪我をさせないこと

・ゴミを捨てないこと

・たむろしないこと

 

どれも常識的なことですが、あくまで我々自転車乗りは「後からやってきた人達」で「嫌な人たち、怖い人たちと思われない」ようにやっていきましょう、とのことでした。

 

実際には暑くて熱中症気味で途中から倒れそうだったのですが、非常に良い刺激になりました。

今シーズンは月末のイナギクロスからスタートです。今日の参加者の方たちは速かった・・この中だと僕はリアルにビリかも。あるいは殿は任せろです。

まずは体力を戻さないと!

育休中のダンベルドア

4月末まで育休を取得します。

半年~一年間休むとなるとかなりハードルが高くなりますが、1、2ヶ月なら金銭的にも気持ちの上でも調整ができそうです。

 

長男が産まれたときも1ヶ月間育休を取得しましたが、思えば慣れない育児に体調を崩したり、なかなか大変でした。自転車に乗る時間なんて全く無かった。

 

今度は2回目なので勝手が分って楽なのか、あるいは子供が二人になるので余計に大変なのか。

とはいえ育休で休んでもちゃんと復帰でき(前はできました。評価は・・でしたが)、贅沢な悩みです。

 

そこで自宅にいる時間が長くなるので、いくつかやってみようと。

 

技術書を読む(僕の本業はエンジニアです)、あるいは語学など取り掛かりたいことはあるけど、やはり『健康』。

息子が産まれた年は風邪をひいて大変だったので、『筋トレ』と『ヨガ』のキーワードを検討中です。

ストレッチを行い筋肉量を増やすことで免疫力を強化するのが目的です。

出産後に妻がある程度回復したら一緒にヨガをしてみようと思います。そして部屋で筋トレするには・・やはりダンベル??

と思って調べてみたら、あるある。

 

ダンベルってたくさん種類があるんですね。

 

まずは重さを固定式、可変式のものがあります。

もともと鉄アレイのような固定式をイメージしていたのですが、どうやら筋トレではトレーニングの種類や自身の成長に応じてに負荷を変えるため、複数の重さのダンベルを使うようです。

 

世の中には実に多くの筋トレ指南のブログがあり、それらの教えによると様々な重さのダンベルを買い揃えるのではなく、重さを変えられるダンベルを一つ購入して、それでトレーニングをするのが一般的のようです。

そして40kg以上を購入するように勧めています。

 

そんな可変式のダンベルも色んな種類があることが分かりました。

ウェイトプレートをシャフトに取り付けるスピンロック・ダンベル、

ピン式のパワーブロック、

ダイヤル式のアジャスタブル・ダンベル、

などがあります。

 

なかでもBOWFLEXを筆頭に様々なメーカーから発売されているアジャスタブル・ダンベルをメインに調べてみました。

 

●BOWFLEX 40kg(片手!)

50,000円

Bowflex(ボウフレックス) アジャスタブルダンベル1090 41kg 1個販売 【正規品】

Bowflex(ボウフレックス) アジャスタブルダンベル1090 41kg 1個販売 【正規品】

 

 

●NIHOLI 80kgセット(両手:40kg×2)

39,000円

2018年モデル!40Kg可変ダンベル2個セット(DW-DB40-2)

2018年モデル!40Kg可変ダンベル2個セット(DW-DB40-2)

 

 

●NIHOLI 48kgセット(両手:24kg×2)

28,000円

 

●IROTEC ラバー ダンベル 40kgセット(両手:20kg×2)

12,000円

 

●Wout 20kgセット(両手:10kg×2)

3,000円 

 

・・結構お値段が異なります。

値段とのバランスではスピンロック式が良いのでしょうが、どうも品質が良くなさそう。(ゴムが切れてる、加工が雑でバリで手を切る、汚れる、等)

 

ダンベルをいくつも買うのは避けたいので、どうせなら初めから良いのを買って長く使おうとも思ったのですが、どうやら重いアジャスタブル・ダンベルは『とてつもなくデカい』らしい。

値段も困るけど、大きくて置き場に困るのはちょっと。それに僕は『健康づくり』をしたいのであってムキムキになりたい訳ではない。ガチで筋トレする時間があるなら自転車に乗りたいです。

 

というわけで、『赤ちゃんも丁度良い重さだよ』という妻の声はスルーして、一番安いものを買ってみました。


f:id:komochipedal:20180309084949j:image

このくらいの大きさ(2歳児比較)で届きました。


f:id:komochipedal:20180309085017j:image

箱から出すとこのようです。

見た目のガチ感は少なめで、ちょっと変な臭いもするけど許容範囲内で子供にはおもちゃに思えるようでした(けど重いので気を付けます)。

しばらくは走れないので、自宅で出来ること少しずつやってみます。

では。

紳士ライド2018

クラブ・ロードロのはんぎょどんパイセンと紳士ライドに行ってきました。


f:id:komochipedal:20180226090558j:image

はんぎょどんさんの新車のARGON18。

ちょっと気になっていたメーカーですが、ヘッドチューブやBBが太くて写真で見るよりマッチョな印象。ボーラとの組み合わせでルックスは完璧でした。カラーもバッチリ合っていて格好良い。

乗り心地としては、フレームの芯となる領域が狭く、ちゃんとペダリングする必要があり、まだ試行錯誤されているそうです。

以前はリドレーに乗られてましたが、メーカー毎に違うんですね。

 

今回の行き先は尾根幹、小山田周回といった都心のロードバイク乗りの定番コースです。寒い日でしたが、ちらほらローディーがいました。

 

そして久しぶりにオンロードサイクリングをしましたが、全然付いていけなかった。

冬の間に身体の使い方を忘れるのか、ちょっとした登りが辛く、すぐに離されてしまう始末。

ですがそこは紳士ライド、紳士的にフォローして頂き、仲良くお喋りしながら90kmくらい走ってきました。


f:id:komochipedal:20180227125953j:image

パンパティで休憩。

www.painpati.com

お土産に蜂蜜を買いました。後でSNSで教えて貰ったのですが、ここはカレーパンが有名なんですね。またここにFACTORの自転車乗りの方がいました。初めて見た。

 

といった感じです。

お互いの近況、自転車や家族や株価の推移を共有し、充実した時間を過ごせました。 

その中で幾つかキーワードが。

 

◼️サイクリング・フォー・チャリティ 

www.cyclingforcharityjapan.com

 

自転車+社会貢献というユニークな試み。

『子供達が抱えている社会と教育格差の認知度を上げる』ことを掲げており、知床まで走る!ということで義援金を募っているようです。子育て世代の僕にとっては気になるところ。

 

自分の父を見ていると、リタイア後に趣味+地域貢献となるのはよくある事のようです。(僕の父の場合は老人ホームで余興として楽器演奏。) 

貢献と言うと硬い感じがしますが、自分が楽しいだけではなく、+αが何かしらあれば、それらが集まれば世の中は良い方に向かうと思うので、こういった活動は興味深いし、何らかの形で応援したいです。

 

◼️OVE

www.ove-web.com

シマノプロデュースのカフェ。

ここでは散走(散歩の自転車版)と言って都内ライドを企画しているようです。

値段はちょっと躊躇しますが、ちゃんとバイクのレンタルやルート、ランチがパッケージされているのは良いですね。旅行者や家族を自転車に乗って貰うには良さそう。

 

都内のライドと言えば以前tokyobikeでレンタルして妻と浅草、スカイツリー方面を走った事があります。こういったサービスが増えていくのは喜ばしいです。

 

◼️エロイカ

eroicajapan.jp

『名前はエロいけど内容はエロくないよ』というパイセンのコメント。いやいやw。

ヴィンテージ or クロモリバイクでの未舗装道でのロングライドイベントだそうです。

僕は、愛車はクロモリバイクですがクラシック嗜好は無く、ブルックスのサドルよりもスポーツスタイルが好み(今のサドルはSquid Bike別注のSDG)なのでちょっと毛色は違うかな・・。

ですが未舗装道のライドというのは楽しそうでいいですね。自転車の造詣が深く好きな人には堪らないであろうイベント。

 

というわけで予定日まであと一週間。そろそろ自転車は休業となります。

出産後落ち着いたら、可能なら4月か5月くらいに午前縛りくらいで企画ライドを行いたいです。

2017-18シーズンを終えて

ちょっと早いですが僕の今シーズンは終了です。

シクロクロスをはじめて2つのシーズンが終わったのでその振り返りを。

 

合計7レースを走り、やっとC3に昇格できました。こうしてみるとちょっとずつ順位が良くなったのと、得意不得意なコースがあることが分かりました。

・2016-17シーズン

2016 9/25 茨城CX第1戦 城里町七会中学校 18位/37名(48%)

2017 2/4 湘南CX第4戦 中井中央公園 28位/58名(48%)

2017 2/11 シクロクロス東京 7位/55名(12%)

2017 3/12 湘南CX第5戦 平塚競輪 河川敷駐車場 20位/31名(64%)


・2017-18シーズン

2017 11/3 スターライトクロス 18位/67名(26%)

2018 1/14 湘南CX第2戦 開成水辺スポーツ公園 10位/49名(20%)

2018 2/10 シクロクロス東京 2位/54名(4%)

 
シクロクロスはカテゴリー制で『昇格』と『残留』のルールがあるので、来シーズンも頑張らないと降格してしまいます。

www.cyclocross.jp

 

具体的には『1/4(25%)以内の順位 1回以上』あるいは『2/3(66%)以内の順位 3回以上』をクリアしないとC4に逆戻り。

 

という訳で今から作戦会議です。18-19シーズンは始まっているのだ!

 

■まずは自分のレベルはどんなものなの?

何事も現状確認から。見える化カイゼン、はサラリーマンの得意とするところ。

 

25%というと先月の湘南でようやくクリアした水準です。そしてこれは遅いながらも手応えを感じたレースです。

この時のリザルトを、各周回タイムの近いC3の選手と比較してみると、以下のようになります。

C4僕 10位/49名(20%)

0:07:44 / 0:15:07 / 0:22:18

C3の選手 17位/27名(63%)

0:07:51 / 0:15:10 / 0:22:25 / 0:29:39

周回数もスタート順も異なり単純比較はできませんが、圧倒的ビリでは無さそう。ギリギリ残留チケット1枚。 

 

ちなみにお台場比較だと以下になります。

C4僕 2位/54名(4%)

8:22.8 / 17:11.1 / 25:46.6

C3の選手 11位/65名(17%)

9:15.1 / 17:52.7 / 26:26.0 / 34:40.0

こちらだとかなり良い感じ。一発残留も夢ではなさそう。 

 

◼️来シーズンは

僕は一点突破で来てしまいクロッサー的な実力は全然足りていないのを認識しています。得意のお台場は来年再来年は開催されないので、地道に『66%チケットを3枚』で行くしかなさそうです。

 

ともあれ、まずはもうちょっと色々なレースを走ってみたいです。 

まだまだ走ったことの無い楽しそうなレースが沢山あるので、茨城、千葉、前橋などは積極的に参戦したいし、できれば野辺山を走ってみたい!

今年の野辺山は11/17-18なので、二日間は無理でも一泊してどちらか出れないかしら。

エコ紳士さんやOさんと一緒に野辺山でワイワイできたら・・めっちゃ楽しそうです。

 

今シーズンは、息子が2歳になり夜ずっと寝てくれるようになったので土日の早朝は少し走れました。身重の妻も快く送り出してくれました。(そんな妻に、臨月にも関わらずお台場の砂場で子守りをさせた畜生は私です)

 

来シーズンは赤ちゃんがいる予定なので、夜泣きするだろうし、どうなるか分かりませんが、17-18シーズンのカレンダーを参考にするとターゲットは茨城、前橋、幕張、野辺山、湘南、千葉、湘南、茨城。

家庭内調整を行いこの内5、6レースくらいの参戦を目指します。

 

でもまずは風邪をひかない体です。ダンベル買って育休中に筋トレします!

魔がさしてポール

Paulのカンチブレーキに交換しました。

 

先日のシクロクロス東京でもそうでしたが、ディスクブレーキが大分浸透してきており、C4の印象としては(つまりシクロクロスをはじめた人は)7、8割がディスク車のようです。

僕のシクロクロス車はカンチブレーキモデルで、購入した時はトップ選手の竹之内選手もカンチブレーキを使用されていました。

ですが竹之内選手もディスク車を駆るようになり、合わせて東洋フレームから昨年ディスクブレーキモデルも発売され、またロードロメンバーでも少しずつディスク車の人が増えてきており、今、ディスクブレーキが非常に気になってます。

 

とは言え、せっかくカンチブレーキの自転車を持っているので、これでとことん遊んでみようと思っており、取り敢えず購入時はシマノにしてみたけど、Paulのブレーキって格好いいよね、性能もメンテ性も良いと言うし・・とずっと気になっていました。

 

魔が差したとしか言いようがありません。

 

昨年ブルーラグが10周年ということで、毎月コラボアイテムをリリースしていました。そんな中で目に入った下記のブログ。

bluelug.com

とても綺麗な青色。

僕のmudmanが水色なので丁度いいかも!と、いそいそと見に行ってきました。

残念ながら色味的には僕の自転車と合わなくて止めたのですが、(そしてこれはブルーラグのコラボ製品ではなくPaulの新色のようでしたが)、これによりブレーキ変えたい病になってしまい、新春セールで安くなっていたので勢いで買ってしまった。 


f:id:komochipedal:20180217013419j:image

フロント→ネオレトロ。

どうせなら全部載せでムーンユニットやハンガー、ハンターナッツも。

 
f:id:komochipedal:20180217013425j:image

リア→ツーリングカンチ。

 

シーズンの途中でブレーキのタッチが変わるのが不安なので置いておいたのですが、お台場が終わったので取り付けてみました。

不器用な僕は構造を理解するのに時間がかかり、結局3時間くらいかけてインストール。モンキーレンチを使ってアジャスターナットの角度をちゃんと調整してボルトで固定するのがポイントのようです。


f:id:komochipedal:20180218203019j:image


f:id:komochipedal:20180218203025j:image
こんなカンチ、じゃなかった、こんな感じ。

おおお、すごく美しい・・。まるで工芸品のよう。

 

シマノより調整の幅が広いように感じます。アジャスターナットの角度でバネの強さが変わり、引きのタッチが変わります。

でもそれだけ。

いつもの練習場で走ったところ、さっぱり違いが分かりませんでした。

豚に真珠。僕にポール。

 

後はシューがシマノより大きいので、ウエットなコンディションでどう変わるのかが気になります。

これで差がなかったらどうしよう??

でもいいんです、格好よくなったんだから。

 

だんだんとカンチブレーキは時代遅れになるのかもしれませんが、こんなメカメカした見た目はやはり良いですね(空力どうなの、という話もありますが)。

 

これで自分の自転車で弄れるところは大体替えてしまいました。下手くそのくせに高価なパーツが集まってしまい、ちょっと気恥ずかしいのですが、自分で替えてみる度に愛着が湧きます。

次はやはりホイールいってみたいけど・・。

シクロクロス東京

去年に続き二回目の参戦です。

www.cyclocrosstokyo.com

 

来年と再来年はオリンピックのため開催中止が決定されており、その事もあってかC4はエントリー開始20分で定員となったようです。

 

クラブ・ロードロからは僕とエコ紳士さんの二人が出場です。

そして(この寒い中を自走で)オキタクさん、宮さん、クッシーが応援に来てくれることになり、また実は妻が二人目の子供を妊娠中で来月に出産予定なので、今シーズン最後のレースとして今までやって来たことを全てぶつけるつもりで挑んできました。 


f:id:komochipedal:20180211063317j:image
会場入りする僕を見て、

オキタクさん「どっちで出るの?」

僕「もちろんコレ!(ベビーカー)」

※この時、駐車場から会場までの間にレッカー作業をしている車があり、息子はそれを見たがっていたので、妻子より先に会場に入りしてレジャーシートを設置することに。

 

シクロクロス東京ってどんなコース?
f:id:komochipedal:20180211063559j:image

通称”砂地獄”と呼ばれるコースレイアウトはざっくりと以下の区間に分かれます。

①スタート~舗装道

②ショート砂浜

シケイン2つからの林区間

④ロング砂浜(マジ長すぎ)

⑤林区間~舗装道、フライオーバー(⑤~①が繋がります)

 

■レース展開

今回はシングルゼッケン(#4)です。

確か関東の複数のレースで共通ポイント制になっており、選手にはリザルトに応じてポイントが付与され加算されていくシステムで、累計ポイントに応じたゼッケン順になります。(このためレースに出続けていくと、徐々にスタート順が上がって有利になっていきます)

 

一列目に並ぶことができ、左がRCCの選手、右がブルーラグの選手でした。①スタートスプリントはRCC氏がトップ、次がブルーラグ氏で僕は3番手に続きます。

②ショート砂浜に入り、両脇二人が乗車で進むのを見て『すげー』と思いながらも僕は直ぐ降り押して走ります。

そう、今回も砂浜は全て押して走ります。

もちろん見た目は格好良くないし楽しくもないけど、僕にできるのはただこれだけ。修行僧のように無心で愛車を押して走ります。

ここでブルーラグ氏がバランスを崩したので僕は2番手に。そのまま➂林区間に入ります。

 

シケインをパスし、それから乗車、、しかしギアが重いままだったので登りを踏めません。なので一度降りて押して、としているうちにブルーラグ氏にパスされます。

そんなブルーラグ氏も少ししてミスして落車。仲間から「落ち着けーw」とヤジが。

ここで緊張していた僕も少し冷静になることができました。

周りの速そうな選手も同じC4。ミスだってするさ。萎縮しないで修行僧としてひたすら自転車を押して走ろう。

 

④ロング砂浜でRCC氏を抜きます。このとき『俺、試走していないし、この人の後ろについて走った方がいいかも?』と思いがよぎりました。

否。僕は修行僧なのだから何も考えず、倒れるまで自転車を押して走らなきゃ。得意のランで1秒でも差を付けないと。そしてここでトップに立ちます。

結果この作戦が良かったようで、この後最終周(三周)までトップを走ることに。マジか。こんな大舞台で「現在トップはトシモス選手です!」とアナウンスされるなんて。

 

そして最終周、最後の➄林区間で差され、一秒差でゴール。

2位でした。

 

■リザルト

C4-C、2位/54名(4%)

心拍はave171、max190。


f:id:komochipedal:20180211131132j:image

アップは周りを軽くランしただけでしたが、まあまあ心拍は上がり、後半もタレずに行けてます。

 

■メカトラというほどでもないけど

シューズのダイヤルが外れて困りました。おそらく一周目の➄林区間でミスって転びそうになり、その時だと思います。


f:id:komochipedal:20180211203136j:image

ゴール後こんな感じになっていました

乗車の度にダイヤルをグリグリ回したのですが、ベロが入っておらず、ちゃんと締めれなかったようです。昨年のエリートで茨城シクロクロスの選手がシューズが壊れてしまったようでしたが、彼もダイヤル式だったのかな。。

次は紐シューズを買おう。(こうして買い物する言い訳ができました!)

 

■まとめ

今回『砂場で自転車を押して走るのが一番早いおっさん』が僕でした。マジか。(僕はランは好きではなく自転車が上手になりたいのに)

というか、誰よりも必死に酷い顔して(ほとんど放送事故)格好悪く走れたと思います。なんとしても勝ちたかったし、そのために練習をしてきたし、それを応援してもらえて力が出せたことには感謝しかありません。


f:id:komochipedal:20180211070158j:image
ゴール後HP残1の僕。(Oさん、フォローありがとうございます!)

大会スタッフの方からは『お願いだから表彰式が終わるまで死なないでw』

確かにこんなにくたばってる人はいなかった。 


f:id:komochipedal:20180211230850j:image

表彰式を待っている間に3位の選手(愛知の方でした。愛知牧場も走ってみたい!)と少しお話をしていたら、息子が水を持ってきてくれました。グッジョブ。

ちなみに1位の選手は伺ったところ27歳、61番スタート(!)だったそうです。どんだけ速かったんだ。。


f:id:komochipedal:20180211063419j:image

人生初の表彰台。チームメイトや練習仲間、家族の前でのビールファイトはマジで最高でした!

いや嘘。こんなのTVでしか観たことないのでどうしたら良いのか分からないよ。

後で動画を観たら安いロボットのようでした。(でも写真はめちゃ上手に撮って頂いた。宮さんありがとう!)



f:id:komochipedal:20180212063551j:image

それにしても表彰台で自分の名前と『クラブ・ロードロ』のチーム名が呼ばれるのが嬉しいです。

シクロワイヤードにもリザルトが載りました。

www.cyclowired.jp

 

富士チャレのチーム戦でも感じましたが、このちょっと間の抜けたチーム名の部活動は本当に楽しい。という訳で、お台場ではとても幸せな一日を過ごせました。

応援してくれた皆さん、ありがとうございました!

湘南CX第2戦 開成水辺スポーツ公園

今年一発目のレースに参戦してきました。

shonancyclocross.jp

 

◼️開成水辺スポーツ公園ってどんなコース?

昨年の車載動画をみるとほとんど平坦だったのですが、今回はキャンバー内でのコーナーやUターンがあり、まるで初めてスノーボードをやってみて裾側に下りながらターンするよう。特に一周目は落車も多発しました。

それ以外は芝or土でのクネクネが多めで、下手くそな僕にとってはなかなかテクニカルなコースです。

 

ですが湘南シクロクロスは非常に運営が良く、試走の時間も長めに取られています。

しっかり四周ほど試走してどのラインでどのくらいスピードを落とせば曲がれるか、転けないかを確認できました。

 

◼️リザルト

C4の二組目、10位/49名(20%)

心拍はave164、max188。
f:id:komochipedal:20180114160659j:image

やはりスロースターターです。

 

3列目スタートで、スタートダッシュは競り負けて、一周目の後半くらいから徐々に垂れてきた選手を交わしてジリジリ順位を上げる走り方。大体僕はこのパターンです。

C4は3周だけだったので、ペース、レース展開は昨年の幕張と同じような感じでした。

成績は相変わらずパッとしませんがハアハア踏み踏みで楽しかった。

またエコ紳士さん繋がりのMさんや練習場繋がりの方が応援して下さり、メチャクチャ力が出ました。ありがとうございました。

 

◼️タイムテーブル

0519 武蔵小杉

0651 新松田

 

0935 コール

0945 C4-2スタート

1015 終了

 

1048 新松田

1219 武蔵中原

 

といった感じです。帰りに登戸から自走ではなく、ボーッとしていたのか南武線に乗ってしまいました。中原で降りたのは正解でした。小杉まで行っていたら大変だったと思います。昼の南武線輪行袋で乗るような電車ではないです。次は気を付けよう。

 

◼️所感
f:id:komochipedal:20180114114749j:image

朝の7時頃。とにかく寒かったです。行きの小田急の車内も寒かったので、シクロクロスはレース中以外の服装も大事です。薄手のダウンを買おうかしら。

 

C4の二組目だったので、一組目のMさんを応援がてら、みんなどんな感じで走っているのかを見てみました。

これは何気に楽しく、周回がどのくらいか分かるし(試走の時はなんとなく4、5周かなと思っていたら実際には3周でした)、また先に終わったMさんがコースが試走の時とくらべ緩くなってる、場所によってはエグれていると教えてくれ、得るものもあります。

 

練習場の方達とも挨拶程度ですが話ができ、朝早くきて会場でゆったり過ごすのもなかなか良いものです。

といっても自分のレースが終わるとさっさと帰って家族サービスなのですが。。

 

そしてとにかくコーナーが遅いです。

コーナーが20箇所あり、もしこれを1秒短く処理できたら、3周で60秒短縮となります。(もちろんレースでは他の選手がいるので単純な時間換算にはなりませんが)

普段の練習の際にも荷重の位置を自分なりに試しているのだけど、なかなか解に繋がりません。

 

次回は2/10お台場、そしてこれで今シーズンは終わりなので出しきって満足できるよう練習します。では。