エキセンハブ+belgium plusホイール
続いてホイール視点での整理です。
◼️ホイール構成
・ハブ:WHITE INDUSTRIES eno eccentric hub
・リム:HED belgium plus
・スポーク、ニップル:Philwood
・フリーコグ:WHITE INDUSTRIES eno single freewheel
シングル化のためにはエキセンハブ一択なので、これにチューブレス対応のアルミリムと考えるとベタながら最善の組み合わせではないかと。
ラチェット音は心地よいです。
belgiumのルックスはちょっと大人しめ、個人的には国旗が無いほうが好きかもです。ベルギーという国には行ってみたいけど。
◼️つまずきポイント:HED belgiumでのビード上げ
今まではフルクラムのレーシングゼロ、シマノのアルテグラ(WH-6700)でチューブレスタイヤを使っていますが、こんなにビードが上がらず苦労したことはなかったです。
belgiumはタイヤは嵌めやすいのですがビードが上がらず、絶望しかけました。
以前、チューブレスタイヤに関して記事を書いてみましたが、面倒くさがらず「石鹸水を塗る」こととタイヤを嵌めた後「ビードをセンターに落とす」ことがポイントだと思います。
泡立つ箇所を摘まんでビードをセンターに寄せ、高速ポンピングしたところなんとかビードが上がってくれました。
結果、普通のフロアポンプでもbelgium + シラクは装着できることが分かりましたが、今後コンプレッサーを買うかどうか検討します。(ロードロの軍曹によると、コンプレッサーを使うと3秒でビードが上がるらしいです)
◼️走ってみて
ちょっと硬めというか、金属的な印象です。立ち上がりは素直で、また走り出したらスピードが落ちにくいように感じました。
ハブの性能というよりは、リムの性能かスポークが32本であることの効果のような。ホイールが歪まず真円に近い形で転がってくれているのではないかと。
ダートでもその恩恵はあるような気がします。凸凹した路面でも歪まず転がってくれるので気持ちが良いです。
最近は土日は全く走れていないので、長時間走った時の印象やロード用のタイヤを履いたらまた印象が違うかもしれないけど、まずは気持ちよく走れる良いホイールだということが分かりました。全てプラシーボで気のせいだったとしても、すっかり好きになりました。
これがシクロクロスのレースにどう反映されるか(あるいはされないのか)楽しみです。
mudmanをシングルスピード化しようとしたら地獄でした
シングルスピード用のホイールを組んで貰いました。
ホワイトインダストリーから『エキセントリックハブ』という製品が出ており、これを使うとロードバイクなどギアードの自転車をシングルスピード化できます。
僕と同じようにシングル化を希望するユーザーは少なからずいて一般的な方法のようです。
ニワカの僕が試してみたいのは、
①SSCX(シングルスピード・シクロクロス)
②固定ギアでスキッド
③シングルスピード or 固定でロングライド
④バイクロアでトラッククロスに参加
です。
これらはずっと気になっていて周囲に詳しい人もいないので、自分でお金と時間をかけてやってみるしかない。
気に入らなかったらロードをピスト化して練習用のバイクにすれば良いし、最悪、売ってもいいかと。
◼️ホイール構成
・ハブ:WHITE INDUSTRIES eno eccentric hub
・リム:HED belgium plus
・スポーク、ニップル:Philwood
フロントのチェーンリングは楕円はNGなので変更する必要があります。
現状の38Tから42Tにしました。
チェーンリングはある程度大きい方が見た目が格好良い気がして、このチョイスにしました。
また仮に今後ギアードに戻すとしたら、42T×11-32Tにするとかなり良い感じ。これならロード的な遊びも十分こなせそう。
SSCXはギア比2.0位の人が多いようなので、リアは20/22Tとします。
WHITE INDUSTRIESの 『dos eno double free』という歯が二枚付いているフリーコグ(スプロケのことをコグと言います)にしてみました。
これならギア比は2.1 or 1.9となり、普段は42T×20T(ギア比2.1)で、ロングライド時は42T×22T(ギア比1.9)と使い分ければ良いかと思っていたら、後々この選択で大変な目に逢うことに。
■重量
タイヤを外した状態でホイールは交換前、交換後も1.3㎏(キッチン測りでは1㎏以上はエラーなので体重計で測定)。
ディレーラー、ケーブルなどは240gだったので、一応240gの軽量化となります。
◼️エキセントリックハブの取り付け
エキセントリックハブ(以降エキセンハブ)には鼻の穴のように二つ穴があります。
左のねじ穴がホイールの回転軸で、ここを軸としてホイールは回転します。
右のねじ穴は固定軸で、写真では固定用のナットがついてます。ここでホイールをフレームに固定します。
ハブを固定軸を中心に反時計回りに四方向に回転させた際の図となります。
左の青丸がホイールの回転軸、右白が固定軸としています。
ハブの回りの円はコグで、オレンジの線はチェーンとなります。
このように、エキセンハブを回していくとホイールは白丸の固定軸を中心に、青丸の回転軸が移動し、合わせてコグの位置も移動していきます。(円軌道を描いて行きます)
この円軌道のどこかでちょっとしたチェーンのたるみが取れる仕組みです。
モンキーレンチをハブ軸にあて、ハブを回転させ調整し、チェーンのたるみが取れたところでアーレンキーで固定します。クイックリリースは使いません。
なのですが、これが一筋縄では行きませんでした。
◼️トライ①
ピストバイクのトラックエンドは水平方向にのみホイールの固定位置を移動させますが、エキセンハブは円軌道を描いてホイールの固定位置が移動するので、当然、垂直方向にも移動します。
するとチェーンのたるみが取れる位置でも、ホイールが上すぎたり、あるいは下すぎたりするとブレーキシューが当たらなくなります。
つ、伝わるかな??コグが上に来るということは、当然ホイール全体が上に来るのでリムの位置も上に来てしまいます。するとブレーキが当たらなくなります。
上が正しいリム位置。下はブレーキが当たらない悲しい位置。belgiumのブレーキリムが細いのも問題を難しくしているのかもしれません。
分かったのは、エキセンハブは『チェーンのたるみが取れる位置とリム位置のせめぎあい』ということ。
42T×22Tだとギリギリたるみが取れブレーキも当たりましたが、42T×20Tはどうしても上手くいかない。結局ショップに持ち込みました。
しかしプロの手を持ってしても42T×20Tは付かない。20T使用時と22T使用時でチェーンを別にするつもりで詰めてみてもNG。マジか。
ショップの店員さんも困ってました。
フロント42Tという多目の歯数が悪さをしている訳でもなく、これはチェーンステイの長さやブレーキの取り付け位置に関係するので『エキセンハブとフレームの相性が悪い』そうなのですが、そんなこと言わないで、俺はこの自転車が大好きなんだよ。
◼️トライ②チェーンリングを替えてみる
次のトライは『40T×20/22T』です。
40T×20T(ギア比2.0)はOK
40T×22T(ギア比1.8)はNG
おいおい、嘘でしょ!?
文章で書くと簡単ですが、ここまでチェーンを切って一コマ詰めたり、つぎは二コマ加えて繋いで試したりしてます。
チェーンリングを40Tに変えてトライするにあたっては、店員さんのバイクが40Tのチェーンリングだったのでそれを使わせてくれて、でもPCDが異なり(僕のは5アームの110PCD、店員さんのは5アームの130PCD)、クランクごと引っこ抜いて、と冗談のような大作業。そして僕のrotorクランクはBBが専用なので、店員さんのクランクはそもそも付かないという鬱事態に。
店員さんは「ある程度は妥協して頂くしかないかも」と、かなり弱気になってきましたが、『いや、シングルスピードなんて伊達と酔狂でやってみるんだし、使えない二枚歯のコグがあっても』と次のトライ。
この辺から本気が出てきました。
◼️トライ③コグを替えてみる
次は『42T×21T(ギア比2.0)』でトライ。
こちらは同じホワイトインダストリーの一枚歯のフリーコグ。『eno single freewheel』
これはギリギリOKでした。
他の選択肢として『9速チェーンで半コマを使う』というものもありそうでしたが、それはどうなんだろ・・。結構動きが悪いとも聞くし。
どうしても20/22Tを使い続けたい訳ではないので、結局21Tをお買い上げしました。
二時間くらいお付き合い下さったショップの店員さん、本当にありがとうございました。
『ありがとうございました。勉強になりました』(僕)
『僕もです。勉強なりました』(店員さん)
モノづくりの世界では試作レスが唱われますが、この辺のニッチな自転車の調整は机上検討無し、やってみて調整しなんとかしてみるDIY世界。
今回は最後の最後でブレーキの当たり角度を上手く調整して貰いました。これ僕一人では出来なかった。
◼️まとめ
僕のmudmanはエキセンハブでシングル化しようとしたら以下のようになる事が分かりました。
42T×20T(ギア比2.1)はNG
42T×22T(ギア比1.9)はOK
40T×20T(ギア比2.0)はOK
40T×22T(ギア比1.8)はNG
42T×21T(ギア比2.0)はOK。これを採用。
また今後、固定用のトラックコグも試してみたいのですが、こちらのギア比はどうしよう??悩みます。
今の組み合わせのチェーン長は分かります。
新規の組み合わせのチェーン長が算出できれば、これらの差分は分かります。
差分に対して、追加する or 詰めるコマ数も算出できるはずですが、最後に残った数値(今の組み合わせに対して⚫mmチェーンが余る)で判断できるものかしら?
今回の学びとして、エキセンハブでホイールを組むなら、購入時にショップでギア比に関して相談に乗ってもらい、調整までちゃんとお願いすることがマストとなります。またチェーンは10速、ミッシングリングも持っていた方が良いです。
Steel Era Mudman Single Speed。
なかなかシンプルな見た目になりました。
走ってみた感想としては、確かに同じギア比でもディレイラーやプーリーのあるギアードとは違うような気がします。
特に走り始めのスピードが乗る前に踏み込むとき、ヌルっと、あるいはスコンとペダルを踏み込める気がします。
(と言ってもそんな気がするだけで、目隠ししたら分からなそうですが)
ここまで来るのにかなり疲れてしまいましたが、まずはこれから次のシクロクロスのシーズンまで乗り込んで、レースにも出てみたいと思います。
またチェーンが伸びる事に対する調整の手間(というか今でもギリギリなのに調整できるのかしら??既に心配でしょうがないです)、輪行の手間など気になる事は沢山あるのでまた後日レビューします。
(2019/2/9追記)
ブレーキシュー位置の調整に関して、先日ブルーラグでこんな記事を見ました。
このPAULの『motolite V-brake』を使えばシュー位置を上下に広く調整できそう。
その場合、制動力がどのくらい変わってくるか、またタイヤの位置によっては今度は泥詰まりが気になってきますし、わざわざここまでやるか?という気がしなくもないですが、カンチ車をエキセンハブでシングル化をする場合、この選択肢はかなり有効な気がしました。
CX千葉 第1戦
シクロクロス千葉に参戦してきました。今シーズン三戦目となります。
千葉と言えば砂のコースだと聞いていたのですが、今年は砂の上に草が生えていて乗車率はかなり高めでした。
適度にアップダウンがあり走っていて楽しいコース。お台場の砂エリアを短くして幕張の芝エリアを足したような印象でした。
◼️リザルト
C3、36位/54名(66%)
心拍ave172位?、max184。
ガーミンログを試走から取得してしまったので平均値は目算で怪しいですが、いつも通り心拍を上げれたようです。
年末に体調を崩した割には身体も動き、今シーズンで最も走れました。(それでも66%なので全然ダメなのですが。)
お友達事情としては、
練習場繋がりのmudman乗りのTさんに新年の挨拶をし、今シーズンからMさんがマスターズに異動したので(なんともうCM1!)、一緒にエコ紳士を応援し、自分の番が終わったら、今度は紳士と一緒にMさんを応援しました。この時どのバイクが格好良い、ジャージが良い、あの選手の走りが良い、と話しながら目の前を通る選手に声援を送るのがとても楽しかった。
今回昇格がかかっていた紳士は惜しくも6位。めちゃくちゃ悔しそう。本当に本当にあと一歩に見えます。そこは対戦相手とのある種のくじ運的な要素もあるし、体調もあるし、コースの得手不得手もあります。
けれど近いうちに決めてくれるでしょう。(残念なのは僕がそこに立ち合えなさそうなこと。誰か動画配信してくれ!)
◼️タイムテーブル
もう少し紳士とお話ししたかったけど、Mさんのゴールを見届けたらそそくさと帰宅。でもそれで正解でした。
帰宅したら妻と娘は風邪で寝込んでおり、息子が一人で寂しそうに遊んでいました。そして僕もそのあと発熱し、トホホな休みに。
武蔵小杉0551
千葉0651
千葉1108
武蔵小杉1211
※輪行なら小杉から横須賀線で千葉まで行くのが乗り換え無しで一番楽そう。千葉駅から会場の千葉ポートパークまでは2kmしかなく、自走ですぐです。
さて、これで僕のAJOCCの順位は241位です。
残留基準の400位はパスできるかな・・。
というか、今のところ各カテゴリーのポイント保有者(=今シーズンでレースに出た人)は以下のようになっています。
・C1(残留基準260位以上)→252名
・C2(残留基準300位以上)→238名
・C3(残留基準400位以上)→303名
これから30レースほど残っており、各カテゴリで50人程の昇格者が出たとしても、C2/C3では降格する人は殆んど出ないのかもしれません。
本当は月イチ位でレースに出たく、神奈川住みなので湘南CXを走っておきたいのと、まだ走った事のない茨城のコースに行ってみたいのですが、城里町も土浦もちょっと遠いかな。
下の娘はしょっちゅう風邪をひき、それが僕や妻に伝染るのでなかなか家族を置いて遊びに行きづらく、今シーズンはこれでおしまいかもしれないです。
けど引き続き練習はしていきます。もっと上手くならないと!
バイクロア8
バイクロアに行ってきました。
我が家では4回目の参加となります。
僕の今までの布教活動が実を結んだのか、妻もいやがらず一緒に来てくれました。
赤ちゃん連れのバイクロア。生後8ヵ月の娘は暖かい怪獣スーツで参加。
◼️タイムテーブル
0820 自宅発
0930 会場着
~1145 チームラリー
1330 キッズロア
1550 撤収
1620 会場出発
1740 自宅着
(※首都高が空いていたせいか、一時間弱で着きました)
今回参加したのは、二日目の12/2です。
気持ちの上では、僕ではなく3歳の息子がメインで遊びに来た感です。僕はOさんとチームラリー、息子はキッズロアに参加してきました。
◼️キッズロア
2~3歳児の組(2歳は一人だけ)で4位でした。
お友達家族が応援してくれた中、あと少しで表彰台と思うと惜しいですが十分の結果。この一年でたくさん練習してくれました。
本人は楽しそうだったし、今回も大きな声で自分の年齢を言えたし良かった。
◼️お友達家族
今回、Oさん一家の隣に陣取っただけでなく、秋ヶ瀬公園の近くに住んでいる学生時代の友人家族(スポーツサイクルには乗らない)に声を掛けました。
あっという間に仲良くなって、めちゃ嬉しそう。
ストライダー&自転車のコース以外に、木登り、お絵かき黒板、ボルダリング、丸太渡りなど遊ぶところが沢山あります。
例えばストライダーカップも楽しいのですが、あまりに参加人数が多く自分の出番まで時間がかかり、その間コースを走れません(他の子がレースしているので)。
となると、遊ぶという意味でバイクロアは非常に工夫されていると思います。
◼️Mrビーン
オウルクラスを初めて見ました。
準備中のOさんの息子さん。オウルクラスの常連さんです。
去年まではダースベイダーで今年はビーンという小2(自分でこのネタを仕込んだ!)。ゴーンさんがホットなこの時期、このセンス凄いよ・・。
この後、お気に入りのくまのヌイグルミを知らないおばちゃんに投げる!(2周目)
この後、仮装したマリオ(ハンドルだけ)がコイン(チョコ)を子供達に配っていました。芸が細かくて感動しました。
■バニーホップ
そして個人的にはメインコンテンツとなるバニーホップスクール。
そんな訳でTUBAGRAも秋ヶ瀬の森バイクロア8に参加させていただきます!ショーは1日目のお昼から!
— TUBAGRAサモさん (@tubagra) 2018年11月28日
バニーホップ・ジャンプ講習会を開催するTUBAGRAエリアには基本的にサモ、YAMATO君、太一君(怪我で半分お休み)、森田君がいまして、それぞれの愛車も持参。ぜひ試乗・試し飛びもしてください! pic.twitter.com/SwShcYvGBM
30分に満たない時間でしたが非常に参考になりました。これで出来るようになればいいのだけど・・。うまくジャンプできるようになったら、この件はいずれ別の記事にします。
他にもSurlyのLOWSIDEが試乗車であったと言うし、cinelliのtuttoも置いていたし、もっとゆっくり見たかった。来年は二日間参加??
といった感じで、
AJOCCのCXレースも楽しいのだけど、こうして昇格/残留/降格を考えずに、ただただ自転車を楽しむことができました。
年々規模が大きくなっているようなバイクロアですが、このまま素晴らしいイベントであって欲しいです。
来年も行きます。興味のある方、来年のバイクロアで会いましょう!
仮面ライダーショーからのSBP
SBP(スマイルバイクパーク)に行ってきました。
以前下記の記事を書いたのですが、
念願叶って家族で行ってきました。
スマイルバイクパークとは
東京都稲城市にあるMTBパークで、スラロームやパンプトラックなどがあります。行くときは『新ゆり天望の丘墓苑』をカーナビや地図アプリで指定し、そのちょっと先にあります。
三連休の中日。
天気の良い三連休に走りにいけない時のSNSは地獄で、周りの走ってきたよ報告が羨ましくてなりません。
そこは華麗なハンドリングで自転車イベントにこぎ着けようと、家族でよみうりランドで仮面ライダーショーを見て、その足でSBPに向かいました。
仮面ライダーは想像以上に良いコンテンツです。TVの映像は凝っていて結構面白い。驚きました。ショーは大きいお友達、お姉さんも観に来ていました。
からのストライダー。結構頑張って走り、このあと大ゴケして泣きました。
隣にもうちょっとライトなパンプトラックがあるので、そちらでも十分楽しめそうです。結局一時間近く滞在しました。
時間が遅かったせいか他のお客さんは少ししかいなかったのですが、邪魔であろうストライダーっ子に嫌な顔をせずに、譲って走らせくれました。また年配のライダーの方は『あら可愛い。がんばれー』と言ってくれて、息子はいい所を見せようと張り切り。ありがとうございました。
こういった施設は他の人とのリズムや譲り合いが大切なので、明らかに遅いストライダーでの利用はどうかとも思ったのですが、せっかくの機会なので行ってみて良かった。
次は息子の自転車を買って再チャレンジしたいですが、やはりどうやってバイクを持って行くかが課題です。タクシーを呼んでいたお客さんもいましたが。。。
幼児をランバイクのレースに出してみて
今年は息子(3歳)をランバイクのレースに何回か参加させてみました。
こんな感じです。
4月パンプトラックバトル:みなとみらい
7月バンビーニフェスタ:東京タワー
9月バンビーニフェスタ:東員イオン(三重県)
10月バンビーニフェスタ:東京タワー
※今後、12月バイクロア:秋ヶ瀬公園(埼玉県)
ランバイクの有名どころはストライダーですが、色んなメーカーがあり、またレースもストライダーカップ以外にも上記のイオン系のバンビーニフェスタ、アクティブキッズフェスタなど様々なレースがあるようです。他にも立川の方でも何かあったような。
息子は保育園の運動会が大の苦手なので、最初は泣き出さないか心配でしたが、どれも完走し、10月、11月の大会ではスタート前に名前をコールされても大きな声で返事が出来るようになりました。そして一番大切な『自分の番まで我慢して待つ』『最後まで頑張る』はちゃんと出来て、開会式なども大人しくしてくれていました。
どのレースも順位は真ん中くらいでしたが、本人はそれなりに楽しかったみたいです。妻いわく『あの子は、お母さん見て見て!という感じだから、あまり勝ちたいとか思わないんじゃない?』
レーサーにしたい訳ではないので順位はどうでも良いのですが、本当は出場するごとにちょっとずつ順位が上がって『練習すると上手になる、速くなる→楽しい』を体感してもらえると良かったのですが。。
実際には当日の不確定要素(お腹が減った、機嫌が悪い、試走で走りすぎて疲れた)が大きすぎて実力が良く分からない。そして実力を計ることを優先してもなあ、という気持ちです。
そんなわけもあり、ランバイクのレース自体は5歳のクラスまであるのだけど正直ちょっと飽きてきました。
まじめにやるならコーンを立てて走らせたり、どこかのチームに入れるのが一番なのですが、そこまでは。。結局、近所の公園でパイロンを並べて5分くらい練習。
何回かペダル付きの自転車に跨がらせてみたのですが、ペダルを踏むと進むことが分からず後ろに回してしまうのと、まだ車体が重くてハンドリングが辛いようです。(ストライダーは3kg、自転車は7kg)
春になり、もう少し大きくなったら自転車を買ってあげようと思っていますが、ランバイクを卒業したら次のレースはどうなるのだろう??レースじゃなくてもいいので定期的に何かイベント/目標があるといいのだけど。
シクロクロスのキッズカテゴリは小学生からとなり、友達のOさんは息子さんも立派なクロッサーで、一緒に野辺山に参戦されていて非常に憧れます。(子供メインに考えると妻への野辺山行き申請が通るかも)
そうなるまでにまだまだ時間がありますが、バイクロアなら自転車でも出れるので、まずはそこからかしら。
シングル・マウンテン
シングルスピードのMTBが良いんじゃないかしら。
一年間グループライドに行けてないせいか、僕の頭はどうかしてしまった様です。
なんでこんなニッチなキーワードにたどり着いてしまったのか??僕はロード乗りのはずなのに。山梨方面にロングライドに行くことを喜びとし、日々社畜/家畜として過ごしているのに。。先生、私たち変な夢ばかり見るんです。
さて。夏くらいから息子の自転車のことを考えています。
一般的には、2歳からストライダー、4歳から自転車となるようで、同級生の子はボチボチ公園で自転車の練習を始めています。息子は3月産まれなのでもうちょっと先なのですが、いろいろ調べはじめています。
検討の結果、息子にはキッズ用のBMXを買おうと思っているのですが、どうせなら新横浜のスケボーパークにも行ってみたいし、時々スクールもあるようです。その時一緒に遊ぶにはどうするのがいいのかな、と思っているうちに自分の自転車も欲しくなってきました。
BMXかMTBが良いと思っているのですが、おそらく僕の気になっているポイントはBMXとMTBのちょうど中間あたり。下記の要件になります。
要件①バニーホップとかマニュアルをやってみたい
CX車のmudmanでも結構練習したのですが、前輪が全く上がらないし、いつかフォークを折りそうで怖い。(今付けているカンチ用のフォークはもう生産していないので壊れると切ない。。)
そんな中、9月にゴンゾーパークでBMXを借りたら一発でフロントリフトが出来ました。これだ!
シクロクロスのレースでの順位を上げるなら、こういった練習よりも走り込んで脚力を付けた方が良いのですが、もうちょっと自由に自転車を操れるようになりたいです。
要件②通勤に使いたい(自走である程度の距離を走りたい)
自転車に乗れるのはもっぱら平日、通勤帰りが一番走れます。また行ってみたい場所としては、新横浜のスケボー広場や、稲城のSBPが挙げられます。となるとある程度の距離を走れることが要件になりそう。
要件➂レース、イベントに出てみたい
MTBだと有名な王滝に憧れますし、BMXでは横浜緑山でレースをやっているみたいです。あとは丁度良いタイミングでゴンゾーパークで何かあれば参加してみたい。せっかく新しいバイクを買うなら、この辺を頭に入れておきたいです。
等々、整理していくと20インチのBMXではちょっと辛いかも。するとタイヤがそこそこ大きいもの(24~26インチ)。また特別速く走りたい訳ではないのでギアは無くても良くて『シングルスピードのMTB』というキーワードにたどり着きました。
ついでにサスペンション無しのリジットフォークでも良いのでは、となってしまい、引っかかったのが以下。
●All-City LOGLADY
¥135000(フレーム/フォーク)
ルックスは最高。特にフォークが最高に格好良いです。ですが、ここからどうやって組み上げていけばいいのやら。。。
●Surly LOWSIDE
¥185,760(完成車)
リアハンガーがスライド式で取り付けられます。Surlyって周りに興味ありそうな人がいないけどどうでしょう?これもまた格好良くベタと言えばベタですが、今から入っていけるのかしら。。おじさんが若者のシェアハウスに入れてもらうみたいで何となく気が引けます。
●Kona Unit
¥111,000(税抜)
MTB界の重鎮のイメージがあります。スライダーエンドなのでこれも多段にできます。ただし29erなので条件から外れるか。
といった感じですが、
出だしが『子供と遊ぶ』だった割にはちょっとガチすぎるかな。これらのバイクだとアチコチ行ってみたくなりまた別のことで悩みそう。
結局、変な欲目を出さずに素直に20インチのBMXを買ってみたら息子とお揃い感がでて楽しいのかもしれません。
休みの日に近所の公園や河原で走れば良いし、施設に行くなら車を借りて行けばいいじゃない。それはそれで楽しそうかも。
というか、mudmanにチャイルドシートを付けて子供と子供の自転車を載せて新横浜でも稲城でも行けばいいじゃん、という至ってつまらないところに落ち着きそうです。はあ。
韋駄天MTBオフロード・ライディング―実戦的林道山道縦横無尽走行術
- 作者: 大竹雅一,高橋秀明
- 出版社/メーカー: 山と溪谷社
- 発売日: 1992/08
- メディア: 単行本
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図書館で借りて読んだこの本がなかなか良かったです。韋駄天って格好良い。
昔のMTBはクロモリでサスは無くカンチブレーキで、でも沢山練習して山の中をガンガン走っていたみたい。とても楽しそうです。