子持ちペダル

横浜市在住のロードバイク乗り。仕事と子育てと趣味をいい感じにできたら

おなじ話 / ハンバートハンバート

ハンバートハンバートというミュージシャンをご存知でしょうか?

 

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大田区の図書館からレンタル中。

 

名前はなんとなくどこかで聞いた気がしますが、音楽は聴いた事がありませんでした。

近所の酒屋に行ったら偶然アコギの曲が流れていて、その場で歌詞から検索しました。あまりに素晴らしかったので文章にしてみます。

 

 ※自転車は全く関係なく恐縮なのだが、語らせていただきたい。 

 

夫婦ユニットによる、男性女性の掛け合いの曲です。

女性側の歌詞がとても優しくて(ある意味、理想的なことを言ってくれていて)、男の人が書いた曲かな、と思ったらそうでした。

90年代、2000年代を高校・大学生としてポップミュージックを聴いて育った世代には直球です。オルタナティブがメインストリームになる過程で成長したくすぶり系男子には突き刺さるはず。

 

ぱっと聴いた感じのんびりしたカップルの歌なのだけど、

亡くなった恋人が幽霊になって男の子ところに来てくれた、と解釈する人もいるようです。

なのだけど、僕はハッピーエンドが好きなので勝手に解釈を。

 

ようは、二人は花粉症で、今は三月なので外に出れません。

目がかゆいので油断すると涙がでます。

窓のそばで外の景色を見るしかないのです。

コーヒーを入れて手紙を書く。いつもの暮らし。

いつもと同じ話をします。

それでも時々は仕事に行かなくちゃならないので、出かけていきます。

行ってきます。さようなら。ただいま。そんな感じ。

 

 

youtu.be

CDだと複数バージョンがありギターのフレーズが結構凝っていたり格好良いのだけど、二人でのシンプルな演奏も最高。

 

 

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