おなじ話 / ハンバートハンバート
ハンバートハンバートというミュージシャンをご存知でしょうか?
大田区の図書館からレンタル中。
名前はなんとなくどこかで聞いた気がしますが、音楽は聴いた事がありませんでした。
近所の酒屋に行ったら偶然アコギの曲が流れていて、その場で歌詞から検索しました。あまりに素晴らしかったので文章にしてみます。
※自転車は全く関係なく恐縮なのだが、語らせていただきたい。
夫婦ユニットによる、男性女性の掛け合いの曲です。
女性側の歌詞がとても優しくて(ある意味、理想的なことを言ってくれていて)、男の人が書いた曲かな、と思ったらそうでした。
90年代、2000年代を高校・大学生としてポップミュージックを聴いて育った世代には直球です。オルタナティブがメインストリームになる過程で成長したくすぶり系男子には突き刺さるはず。
ぱっと聴いた感じのんびりしたカップルの歌なのだけど、
亡くなった恋人が幽霊になって男の子ところに来てくれた、と解釈する人もいるようです。
なのだけど、僕はハッピーエンドが好きなので勝手に解釈を。
ようは、二人は花粉症で、今は三月なので外に出れません。
目がかゆいので油断すると涙がでます。
窓のそばで外の景色を見るしかないのです。
コーヒーを入れて手紙を書く。いつもの暮らし。
いつもと同じ話をします。
それでも時々は仕事に行かなくちゃならないので、出かけていきます。
行ってきます。さようなら。ただいま。そんな感じ。
CDだと複数バージョンがありギターのフレーズが結構凝っていたり格好良いのだけど、二人でのシンプルな演奏も最高。
- アーティスト: ハンバートハンバート,HUMBERT HUMBERT
- 出版社/メーカー: ミディ
- 発売日: 2005/05/25
- メディア: CD
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