ギア比とフロントシングル検討
CX車をフロントギアをシングルにしたい、
もう変えたくて変えたくて、会社でもずっとそのことばかり考えています。
よくある、ホイール欲しい病ではなくパーツ変えたい病になってしまいました。
そして何故かこの種の病気は寒い季節に発症するような。
練習の際に周りの人達を見渡してみると8割、9割はフロントシングルにされてます。
彼らは皆、僕より上手で、僕は姿勢はわちゃわちゃ自転車はチェーンがガチャガチャしており、なんともみっともない。
もともとCX車で富士チャレンジにも出る予定でいて、ならばアウターとインナーが必要だと思っていたのだけど、今年はそれは叶わず、またロードも持っているのでmudmanはもっとシクロクロス寄りにした方が良い気がしてきました。
そこで自分なりに調べたことを備忘録として書いておきます。
■フロントシングル化のメリットとは?
メリットとしては以下が挙げられると思います。
1:フロントディレイラーが不要になり軽量化
2:フロントギアに関するチェーントラブル、泥詰まりが無くなる
3:フロントディレイラーとワイヤーを取り払いすっきり
4:チェーンの長さを詰められる。チェーンが暴れにくくなるのでは。
す、素晴らしい。
レースにおいてアウターが必要な局面(脚力の無い僕が踏める局面)はあまり無い、とよく聞くし個人的には3のスッキリが心惹かれます。
■ギア比とは?
そもそもギア比とはクランクを一周すると後輪が何周するかを表した値で、『フロント歯数÷リア歯数』で算出できます。
どうやらペダルを踏んだ時の重さ(負荷)はギア比で決まり、ギアの組み合わせではないらしい。
そしてギア比とタイヤの円周とケイデンスにより速度も試算できます。
という訳で、計算してみました。
※ケイデンス90、タイヤは32C(2155mm)を想定しています。
今の自転車は下記の通り
・caad12:52/36 11-28T→『1.29-4.73』
・mudman:46/36 11-28T→『1.29-4.18』
フロント38Tでリアを11-32Tに変えると『1.19-3.45』となり、かなり良い。七会中の三角定規坂も登れる可能性が出てくるかも。
これだと今のmudmanと較べるとトップ側3枚が無い事になり、下りですっ飛ばすことは出来ませんが、平坦での僕のMAXが45km/h位なので普段使いでは十分でしょう。
富士スピードウェイや修善寺を真面目に走るなら心許ないけど、それならロードに乗ればいいわけで、むしろフロントシングルでのエンデューロがどんな感じなのか走ってみたい。
■ステップ
僕のmudmanをフロントシングル化するポイントとしては、以下三点となるようです。
(ほとんど盆栽自転車さんブログから)
①チェーンリングの交換
Narrow Wideのシングル用チェーンリングに交換します。
②クランクの交換
シングル専用のクランクはチェーンリングを留めるアームがちょうど良い位置、アウターとインナーの中間に来るよう設計されているらしいです。
③リアディレイラーの交換
SRAMのリアディレイラーは張力が強く、プーリーもNarrow Wideらしいです。
ちなみにNarrow Wideとは。
チェーン脱落の危険性を低減するため、ナローワイドのチェーンリングは歯の1枚1枚が、薄い歯と厚い歯の交互で構成されています。チェーンリングを上から見るとマイナスドライバとプラスドライバの先端のような形状が交互に並んでいるような状態です。当然チェーンもそれに合わせて噛みあうように狭い穴と広い穴で構成されています。
ナローワイドチェーンリングとは何か?シングル化の波 | ロードバイクタイヤ徹底比較.com
今のコンポはアルテグラなので③までやるとレバーも変える必要があり、かなり大袈裟になってきます。
そのため①②までがリーズナブルで、やはりROTORが第一候補だけど・・。
これってCX車を組む時も、同じ事を悩んでいました。
あれ僕、何も成長していない。