魔がさしてポール
Paulのカンチブレーキに交換しました。
先日のシクロクロス東京でもそうでしたが、ディスクブレーキが大分浸透してきており、C4の印象としては(つまりシクロクロスをはじめた人は)7、8割がディスク車のようです。
僕のシクロクロス車はカンチブレーキモデルで、購入した時はトップ選手の竹之内選手もカンチブレーキを使用されていました。
ですが竹之内選手もディスク車を駆るようになり、合わせて東洋フレームから昨年ディスクブレーキモデルも発売され、またロードロメンバーでも少しずつディスク車の人が増えてきており、今、ディスクブレーキが非常に気になってます。
とは言え、せっかくカンチブレーキの自転車を持っているので、これでとことん遊んでみようと思っており、取り敢えず購入時はシマノにしてみたけど、Paulのブレーキって格好いいよね、性能もメンテ性も良いと言うし・・とずっと気になっていました。
魔が差したとしか言いようがありません。
昨年ブルーラグが10周年ということで、毎月コラボアイテムをリリースしていました。そんな中で目に入った下記のブログ。
とても綺麗な青色。
僕のmudmanが水色なので丁度いいかも!と、いそいそと見に行ってきました。
残念ながら色味的には僕の自転車と合わなくて止めたのですが、(そしてこれはブルーラグのコラボ製品ではなくPaulの新色のようでしたが)、これによりブレーキ変えたい病になってしまい、新春セールで安くなっていたので勢いで買ってしまった。
フロント→ネオレトロ。
どうせなら全部載せでムーンユニットやハンガー、ハンターナッツも。
リア→ツーリングカンチ。
シーズンの途中でブレーキのタッチが変わるのが不安なので置いておいたのですが、お台場が終わったので取り付けてみました。
不器用な僕は構造を理解するのに時間がかかり、結局3時間くらいかけてインストール。モンキーレンチを使ってアジャスターナットの角度をちゃんと調整してボルトで固定するのがポイントのようです。
こんなカンチ、じゃなかった、こんな感じ。
おおお、すごく美しい・・。まるで工芸品のよう。
シマノより調整の幅が広いように感じます。アジャスターナットの角度でバネの強さが変わり、引きのタッチが変わります。
でもそれだけ。
いつもの練習場で走ったところ、さっぱり違いが分かりませんでした。
豚に真珠。僕にポール。
後はシューがシマノより大きいので、ウエットなコンディションでどう変わるのかが気になります。
これで差がなかったらどうしよう??
でもいいんです、格好よくなったんだから。
だんだんとカンチブレーキは時代遅れになるのかもしれませんが、こんなメカメカした見た目はやはり良いですね(空力どうなの、という話もありますが)。
これで自分の自転車で弄れるところは大体替えてしまいました。下手くそのくせに高価なパーツが集まってしまい、ちょっと気恥ずかしいのですが、自分で替えてみる度に愛着が湧きます。
次はやはりホイールいってみたいけど・・。