竹之内悠選手のシクロクロス・クリニック
久しぶりの更新です。
前回の記事からのトピックとしては、無事に娘が産まれ、育休は終わり社会復帰し、自転車は通勤で乗るだけで、幸せだけどちょっと悶々とした日々を送っています。
そうしているうちに、あっという間にシクロクロスシーズン直前となり、CROSS COFFEEさんで竹之内選手のシクロクロス・クリニックが開催される、とのことで、喜び勇んで行ってきました。
◼️竹之内悠選手とは
おそらくシクロクロスをやってる人なら誰でも知っているスーパースターです。
日本人最強の選手で、単身で欧州でレースをされていて、毎年お台場で海外スターを迎え撃っている方、と言えばいいかも。
インスタで見るより男前で、はにかんだ笑顔が印象な若者でした。
参加者の質問に対しては、恐らくご自身は普段無意識にこなしていることを、慎重に丁寧に言葉を選んで説明してくれました。
おじさんたちに見守られる若者の図
手前は本日アシスト役で来てくださった西山みゆき選手。この方も小柄ながらめちゃくちゃ動きがきれいでした。
この日の参加者は30名ほどで、C1が一人、C2はゼロ、ほとんどはC3かC4かマスターでした。
知り合いはロードロのエコ紳士とグローブのMさん、シクロクロスお友達のOさんとその息子さんのベイダー卿もといアナキン少年。久しぶりにお話しが出来ました。
◼️クリニック内容
内容はイナギクロスのコースを走ってみて、その後に質問を受け付け、練習内容を決めるもの。
パイロン2つ並べてのコーナリング練習と、シケイン練習が主でしたが、他の参加者は竹之内選手から気付きをもらって『俺すげー上手くなってきた』と声を挙げている方もいました。
僕は残念ながら鈍感なので、分かるような分からないような感じでしたが、一番の収穫は『練習のやり方』を教わったことです。
言葉で聞いたことを実践してみて違いを感じるのが大事だと思うので、これから時間をかけて自分でやってみようと思います。
以下、自分が後で思い出すためのメモです。詳細はここで書くようなことではないので、再度クリニックが開催されることがあればぜひ参加してみて下さい。
〇試走について
①パンクリスクを確認
②ラインを確認
③空気圧を確認
〇コーナリングについて
・クランクを回しながらのコーナリングと、クランクを止めてのコーナリング。その時のブレーキの当て方
・リーンイン、リーンアウトについて
・クリッピングポイントを最短で回り加速する走り方と大回りで回る走り方
・ハンドルを切らないで回ること
(前輪に脚に当たる事はない)
・ハンドルにしがみつかない、引かない、僕は上半身が固いのでもっと力を抜く
・ロードの人はサドルが高い
〇シケインについて
・クリートを外すタイミング
・トップチューブを掴むタイミング
・2歩でシケインを越える
・サドルには上からドシンと乗らず、あくまで進みながら乗ること
文章だけだとなんのこっちゃですが、実際に走りを見てもらいアドバイスを頂け、また竹之内選手とフランクに話せる素晴らしいクリニックでした。
■イナギクロス
シクロクロスを初めて最初に悩むのが「どこで練習しよう?」「どんな練習をしたらいいの?」なのですが、こういった機会があったり、INAGI CROSSのコースを実際に走ることができるのは非常にありがたいです。
CROSS COFFEEの店員さんは非常に感じが良く、練習会もしているので、聞いてみると色々教えてくれると思います。
また開催にあたり、チャンピオンシステムの棈木さんから説明があったのですが、このコースは私有地ではなく、稲城市と調整し設けた公共のスペースとのこと。下記を守ってほしいとのことでした。
・他の河川敷の利用者に挨拶をすること
・ぶつかったり怪我をさせないこと
・ゴミを捨てないこと
・たむろしないこと
どれも常識的なことですが、あくまで我々自転車乗りは「後からやってきた人達」で「嫌な人たち、怖い人たちと思われない」ようにやっていきましょう、とのことでした。
実際には暑くて熱中症気味で途中から倒れそうだったのですが、非常に良い刺激になりました。
今シーズンは月末のイナギクロスからスタートです。今日の参加者の方たちは速かった・・この中だと僕はリアルにビリかも。あるいは殿は任せろです。
まずは体力を戻さないと!