春の異音対策
4月になり子供がそれぞれ進級しました。
下の娘は認可外の保育園から横浜市認可の保育園に移り、慣れないため毎日大泣きしてます。つられてか上の息子もちょっとナイーブ。そんな中、このところ異音で悩んでいました。
(要はこのところはカッティングステッカーのデザインを考えながら、ピストに変えてみたり、あれ異音がするな?と悩んでいたりしていました)
自転車と異音は切り離せなく、今までもCAAD10でBB30の異音や、フロントダブルだったときにチェーンリング周りの異音で悩まされました。
今回の発生は2ヶ所で以下になります。
①登り坂で前輪/ハンドル付近から軋む音。
②タイミングは不定期で後輪/クランク付近から小さなカチカチ音。『カッ・・チ・・カッ・・チ・・』といった感じ。
①はフロントホイールを交換して切り分けを行い、結局ステムのグリスアップや締め直しで解決。
②がなかなか特定出来ず困りました。
発生タイミングが良く分からず、普通に平地を走っていても音がします。
というか気になってくるとバイクの異音なのか、砂を踏んで音がするのか良く分からなくなってきます。
座っていても立ちこぎでも音がすることを確認し、
ペダルを交換し、
後輪はフリー/固定の両方試して切り分け作業を。
その際にチェーンを外した状態でクランクを回しても角度/力の入れ方によって音がすることに気が付きました。
クランクを抜きグリスアップして再度トライしたら、だいぶ頻度は下がったけど登り坂でまだ音がします。といなると後はBBと特定。こいつを見てみよう。
(と書くと簡単ですが、夜中の2時頃にグリスアップして、良くなったかを外に出て確認して、というのが気の滅入る作業でした)
ROTORのBB。(ROTOR BSA30)
ダストシールが見たことのない感じです。普通は樹脂製で、つまりブルー一色だと思うのですが、これは樹脂と樹脂の間に銀色の部分があります。
シールを上手く剥がせなそうだったので、近所のショップに持ち込み相談してみました。
すると、一件目に行ったところでは、
「ウチはBBのグリスアップは行わない。工具も無い。BBは全て交換対応」とのこと。
マジか。お店の方針なので別に構わないのですが、ロードバイクを扱っているお店でそんなことを言われるとは思わなかった。
二件目に行ったところでは、
「このシールは初めて見る。おそらく銀色の部分は補強のための部材だろうが、剥がす際に傷つけてしまうかも。また触った感じベアリングは大分だめになっていそうなので、BBごと交換した方が労力を考えるとリーズナブルかも」とのこと。
なるほど。
最悪はBBを交換すれば良いので、まずは自分で開いて見てみよう。
とりあえず裁縫用の針でシールを剥がしました。
シールはショップの見立て通り、樹脂の間に銀色の部材があるだけ。
そして中は真っ黒。グッチャグチャ。こいつを綺麗にしました。
すると、
!?
あれ、ベアリングのボールが並んでいることを期待したら、ベアリングのカバーが。BBってそういうもの??
そしてこいつを剥がすことは出来なかった。
結果、取り敢えずグリスを埋めてお茶を濁すことに。
ですが、これで異音はかなり治まりました。
まだなんとなく音がするような気のせいのような、神経質になってしまい良くわからなくなってきましたが、ここで一度休憩。
再度クランク抜いて作業するのは面倒なので取り敢えず新しいBBの購入はペンディングにします。
確か今のBBで2年半くらい、1万㎞ちょい位走っていると思うので交換しても良いのですが、なにせROTORのBBは9000円くらいします。
シマノはこの半額以下だった気がするのでどうしても割高感が。
と思うと、やはりなるべくシマノのパーツの方がメンテの際にドキュメントが手に入りやすかったり、費用面でもメリットがあるなと再確認しました。
という内容。
今年に入ってからずっと機材メンテをしているような気がします。そろそろそれ以外の記事を書いてみたい。