ヘッドの緩み調整
メンテ話をもう一つ。
前の異音の時にCX車をよく見てみると、ヘッドのガタつきが気になりました。
正確にはガタつく、というほどでは無いのだけど、ハンドルを持ち上げ前輪を浮かせるとヘッドパーツのグリップロック・キャップとベアリング・リングの間に0.3mmほどの隙間が開きます。
写真は調整後ですが、矢印の辺りがちょっと空いてしまいました。
恐らくウィリー練習で前輪をガンガン打ち付けた衝撃でズレてきたのでしょう。
付けているのは定評のあるクリスキング。ちゃんと調整をすれば良いはずと、フォークを下から押し込んでやってみたのだけど、どうしても隙間が出来てしまう。これが上手くいかず散々悩みました。
以下、備忘録です。
結論としてはキャップ上のネジを締め込むことで、上側からキャップがスペーサーやステムを押し込み、その結果としてヘッドパーツの隙間が無くなるようです。
作業の手順としては、
①ステム、ブレーキケーブルハンガーを緩めておく
②ステム、ブレーキケーブルハンガーのセンター位置を合わせる
③キャップネジを締める
④ステム、ブレーキケーブルハンガーのネジ締める
この際にスペーサーをコラムの先端からちょっとはみ出るくらいに乗せておくのがポイント。
上手く文章にできないな・・。
スペーサーとコラムの先端がピッタリ一致してしまうと、矢印の部分が無くなります。
キャップネジを回すとこの矢印の部分が下に下がり、スペーサーやステムを下に押し付けます。
(スペーサーではなく、ステムがちょっとはみ出ていても良いと思います。)
って、こういうのは常識なのかしら?
もしやり方が間違っていたり、もっと良い方法をご存知の方がいたら教えてください!