KENPOKU。海か、山か、レースか?
僕の地元は茨城県高萩市という街です。
品川から特急で2時間。ゆるキャラの『ハギマロ』と海と山を擁する田舎です。
大洗のようにメジャーな作品に取り上げられたことは無く、過去に記憶にあるのは北村薫の「ターン」に高萩の海岸が出てきました。それも『とても人が少なく寂しい海岸』という扱いだったような。
魅力のない県。
ワースト3に入る。
それが。IBA-RAKI。
いやそんなことない!
永作博美とカールスモーキー石井を輩出した県です。
うわぁ。
がんばれ稀勢の里。
そんな地元の茨城県の県北で芸術祭が行われています。高萩から日立の高校に通った身としてはこれは行かなきゃ!
アートと科学技術の拠点と言われると嘘八百ですが、広告だけなら瀬戸内国際美術祭みたい。
五浦海岸の六角堂は津波で流されたと聞いていたけど復活したのかしら??
という訳で、土日に有休をくっつけて帰省し、シクロクロスのレースに出て、KENPOKUを見る、意識の高い旅程でした。
想像通りに一般的には盛り上がっておらず、やくしまるえつこのテーマソングはピコピコでイマイチ。けど面白かった。僕のように高校を出て地元を離れてしまった人には丁度良い。楽しめました。
旧美和中学校。凄く良い学校。山が綺麗。
それから高戸海岸。
そして岡倉天心の五浦美術館。
ここはチームラボの作品らしく、一番見ごたえがありました。
それから旧富士ヶ丘小学校。
今回はシクロクロス会場の旧七会中学校を含め三つの廃校を見ましたが、どこもとても立派でした。
ファミリー連れ、アート好き女子二人組、仲良しおばちゃんをよく見ました。
チャリで回ったら楽しいかも。そうでもないかも知れませんが、ピチパンで行ったらアートになれるかもしれません。
この芸術祭は11/20までやっています。
本ブログではしばらくは茨城県北芸術祭の情報を発信していくので、多分しないけど、刮目して待たれよ!