ペイントワークとカッティングシート
僕のmudman、気に入ってはいるのだけどあまりにも地味で、なんとか出来ないかとずっと考えています。
インスタには格好良いバイクが沢山あり、その中で特に素敵だなと思ったのがこれ。
SpeedVagenのブランド名とロゴが恰好いいから成り立っているデザインですが、特にカタカナが混じっているのが堪らない。
これをパクる、もとい良い感じにオマージュできないかと思い、夜な夜な(あるいは早起きして)イラレでデザインを考えてみました。
デザイン案はこんな感じ。『Steel Era Mudman』を崩し一部の文字をカタカナにすることにしました。
せっかくなのでカタカナ部分を家族の名前から取りました。
完成イメージはこんな感じ。
文字の色をどうしようかいろいろ考えましたが、作業が大変になるしコストも上がるのであまり欲張らずブルーとピンクの二色で。スモールスタートで始めます。
⚫やり方
・塗装屋さんにお願い
・Spray.bikeでセルフペイント
・カッティングステッカーを貼る
塗装を頼むとその間は乗れないし、セルフペイントはあまりにリスキー。そして何より作業する場所を確保できない。
その結果カッティングステッカーを作ることにしました。
お願いしたのは下記のお店です。
デザイン案を何個も送り、沢山見積もりを作って頂きました。
そして出来上がったステッカー。特定の色のシートを切り抜いてステッカーとするため単色となり、ブルーとピンクの2枚となります。良い感じの出来です。
⚫貼り方
文字を使ったデザインのため、ちょっと曲がっていたり、ズレていると目立ってしまいます。基本カッティングステッカーを貼るのは一発勝負で、かつ自転車のフレームは曲面なので『真っ直ぐに貼る』のが難しかったです。
最初、勢いで貼ってみたら失敗したので丁寧に作業を。
以下、自分のための備忘録です。
大きな流れとしては、ブルーで全文字を貼り、その後ピンク文字の位置を合わせ、置き換えるブルー文字を剥がし、ピンク文字を貼ります。
①ステッカーの両端を水平方向に引っ張りながら、貼り付け位置を決めて行きます。
②転写シートをセロテープでガチガチに固定していきます。
この時、糸をピンと張り文字が真っ直ぐになっているか確認します。
③そして一文字ずつ丁寧に貼りつけていきます。
④ピンク文字を置き換えます。
このように入念に位置合わせを行うのが、めちゃくちゃ大変でした。
ブルーを貼るだけで3時間ほどかかり疲れてしまい、④ピンク文字の置き換えはうまく位置合わせが出来なそうだったので断念しました。
⚫出来上がり
相変わらず地味なのですがまあ良い。完成イメージに近く仕上がりました。
文字の色の有無ではなく、もともとの塗装の水色が地味なのだということを再認識。
上から見ると、このような感じに。素晴らしい。
元の地はマッド塗装でステッカーは光沢があります。またステッカーには厚みがあるのですが、文字のデザインのせいか、そこはあまり気にならないです。ステッカーの品質はなかなか良く、あとは日常の使用でどのくらい劣化するのか、泥のレースの後で洗車した場合どうなるか、だと思います。
既に自分ではアリなのかナシなのか良くわからなくなってしまいましたが、DIYで出来る範囲では頑張ったかな。
デザインをチマチマ作るところから2ヶ月位かかってしまったけど概ね満足です。
春になったし、この自転車で遠くに行きたい!