BMXを買いました
『好きにすればいいんじゃない』
この言葉で数週間を乗り切りました。
GWが明け令和になり、すっかりロードバイクのシーズンなりました。毎日更新されるSNS空間でのライド自慢。ですが残念なことに僕の住んでいる子育て暗黒大陸では、休みの日に走りに行けるのは都市伝説となっています。
「抱っこ重いんです」→
『お父さま、お子さんを抱っこしてあげれるのは今だけなんですよ』
「娘がギャン泣きしてキツいんです」→
『お父さま、今だけです。お嬢様が年頃になると話す機会が減ってきて、その泣き声が懐かしくなりますよ』
「休みの日くらいチャリで走りに行きたいんです」→
『お父さま、お子様の毎日の成長を間近に見られる特等席にいるんですよ。なぜその席を離れようとなさるのですか』
そんななか、妻と『おれ新しいチャリが欲しいんだけど』と交渉の結果、前述の許可を得ました。
そう。BMXを買いました。
右も左も分からない。詳しい人は周りにいない。でも欲しい、やってみたい。僕はいつもこのパターンです。
購入したのは世田谷の名店、ネモトワークスさん(旧BMX RIO)さんです。
息子の自転車を検討していたときに相談に乗って頂き(その時は残念ながら在庫がなかったのだけど)、自分のBMXはここで買おうと決めていました。
⚫要件
・バニーホップやマニュアルの練習ができる
・息子とサイクリングに行ける
・新横浜やうみかぜ公園といったパークで走れる
・スマイルバイクパークなどダートで走れる
・通勤で走れる
どのくらい自走できるものなのかは謎ですが、まずはこのくらいシンプルな要件で。
⚫候補
なにせ初心者なのでルックスが気に入れば何でも良く、知っているメーカーも息子と同じダーカスワン、そしてHARO、cult、Sunday、WeThePeople、Mongouseくらい。
幾つか候補を挙げて相談したところ、やはりジオメトリが最重要とのこと。
結果、FIEND Type-O+(TYPE O+ 2019 | Fiend BMX)をお勧めして頂きました。
久しぶりの新しい自転車。嬉しい。
写真だとかなりブラックカラーですが、実物はあずき色です。
見た目もなかなか格好良い。ロードバイクとは違った美しさがあるような。
第一印象は、ハンドル幅が広いのとタイヤが太い(2.4インチ=約6cm)ので「小さい自転車」という感じはあまりしません。そして重いです。約12kg。
ポジションもあまりにロードと違いますが、片道7~8kmほどの通勤なら大丈夫そうです。サドルの角度だけは辛いので何か考えます。
簡単に前輪が浮くので、こいつを自由自在に操れたらどんなに楽しいだろうか、どんな面白いことがあるのかワクワクします。
というわけで、ますますロードバイク的活動から離れてしまいました。
ロード→シクロクロス→BMXと来てしまいましたが、子供にロードの方に来てもらうより、自分がBMXの方に行ったほうが楽しいんじゃないかと思ってます。
パークやダートに興味がある人がいたら一緒に走りましょう!