子持ちペダル

横浜市在住のロードバイク乗り。仕事と子育てと趣味をいい感じにできたら

配送中に自転車が壊されたら

先日の記事で自転車配送での破損に関して書きましたが、その続きとなります。
このブログ読者の中に自転車の配送を検討している方がいて、一つの例として参考になれば幸いです。
 
今回使用したのはヤマト運輸さんのヤマト便です。
時系列に列挙すると以下の様になりました。
 
・横浜から実家へ配送する
・実家で受け取り破損を確認する
・運送会社に連絡し、まずは横浜へ戻してもらう
・運送会社からショップへ持ち運ぶ
(この時のショップは運送会社指定のショップです。キャノンデールの正式な販売店さんです。)
・ショップで修理見積りを作成する
 
この先の金額は仮の値ですが、
僕がかけた保険の上限25万円に対して、修理見積りは35万円となりました。
この場合25万円までしか保証できないというのがスタートとなります。
 
※保険の上限を全く気にしていなかったのが今回一番の失敗でした。お陰で選択肢が狭まり苦労しました。
 
 
保証の内容というのは、現金が僕に支払われる訳ではなく、あくまで運送会社がショップに支払い修理し、修理した自転車を僕に届ける、というスタンスとなります。
 
なお保証の範囲は配送物のみで、配送や修理中に発生した損害に対しては保証されません。
僕は自転車通勤をしているので日々の足が無くなるのですが、公共交通機関を利用した際の費用などは補填されません。
 
 
ここから非常に長い時間をかけ、耐用年数をチラつかせる運送会社と交渉を行いました。
最終的な対応案、条件をまとめると以下になります。
 
案①25万円の範囲で修理する
例えばフレーム修理だけなら金額が収まるためホイールはあきらめる。
 
案②保証の範囲内では完全に修理する事が不可のため全損扱いとし、25万円の範囲で代替え車を用意する。
 
但し完成車である必要があり、フレームだけホイールだけはNG。また全損扱いとした場合はもとの自転車は返却されない。壊れていないハンドルやサドルも返却されない。
そして例えば35万円の代替え車を用意し、そのうち25万円を運送会社、残りを僕が支払うのもNG。
 
これらは荷物を預けた時には説明がなかった事です。
また案②は「修理すると35万円かかる物を、25万円の代替物で妥協点とする」ということになります。
 
 
 
結論を言うと案②で対応して頂く事にし、今は納車を待っている状況です。
 
保険や保証に関して想像もしないことを言われ交渉に難航し、多大なエネルギーを使いました。
そして自転車に乗れない期間が長く続き、不毛な日々を過ごす羽目になりました。
 
教訓としては、とにかく保険を最大限に掛けておく、そしてなるべくハンドキャリーする。これが鉄則です。 
(でもオキナワやホノルルに行くことがあったらどうしたらいいんだろ。)