子持ちペダル

横浜市在住のロードバイク乗り。仕事と子育てと趣味をいい感じにできたら

2017-18シーズンを終えて

ちょっと早いですが僕の今シーズンは終了です。

シクロクロスをはじめて2つのシーズンが終わったのでその振り返りを。

 

合計7レースを走り、やっとC3に昇格できました。こうしてみるとちょっとずつ順位が良くなったのと、得意不得意なコースがあることが分かりました。

・2016-17シーズン

2016 9/25 茨城CX第1戦 城里町七会中学校 18位/37名(48%)

2017 2/4 湘南CX第4戦 中井中央公園 28位/58名(48%)

2017 2/11 シクロクロス東京 7位/55名(12%)

2017 3/12 湘南CX第5戦 平塚競輪 河川敷駐車場 20位/31名(64%)


・2017-18シーズン

2017 11/3 スターライトクロス 18位/67名(26%)

2018 1/14 湘南CX第2戦 開成水辺スポーツ公園 10位/49名(20%)

2018 2/10 シクロクロス東京 2位/54名(4%)

 
シクロクロスはカテゴリー制で『昇格』と『残留』のルールがあるので、来シーズンも頑張らないと降格してしまいます。

www.cyclocross.jp

 

具体的には『1/4(25%)以内の順位 1回以上』あるいは『2/3(66%)以内の順位 3回以上』をクリアしないとC4に逆戻り。

 

という訳で今から作戦会議です。18-19シーズンは始まっているのだ!

 

■まずは自分のレベルはどんなものなの?

何事も現状確認から。見える化カイゼン、はサラリーマンの得意とするところ。

 

25%というと先月の湘南でようやくクリアした水準です。そしてこれは遅いながらも手応えを感じたレースです。

この時のリザルトを、各周回タイムの近いC3の選手と比較してみると、以下のようになります。

C4僕 10位/49名(20%)

0:07:44 / 0:15:07 / 0:22:18

C3の選手 17位/27名(63%)

0:07:51 / 0:15:10 / 0:22:25 / 0:29:39

周回数もスタート順も異なり単純比較はできませんが、圧倒的ビリでは無さそう。ギリギリ残留チケット1枚。 

 

ちなみにお台場比較だと以下になります。

C4僕 2位/54名(4%)

8:22.8 / 17:11.1 / 25:46.6

C3の選手 11位/65名(17%)

9:15.1 / 17:52.7 / 26:26.0 / 34:40.0

こちらだとかなり良い感じ。一発残留も夢ではなさそう。 

 

◼️来シーズンは

僕は一点突破で来てしまいクロッサー的な実力は全然足りていないのを認識しています。得意のお台場は来年再来年は開催されないので、地道に『66%チケットを3枚』で行くしかなさそうです。

 

ともあれ、まずはもうちょっと色々なレースを走ってみたいです。 

まだまだ走ったことの無い楽しそうなレースが沢山あるので、茨城、千葉、前橋などは積極的に参戦したいし、できれば野辺山を走ってみたい!

今年の野辺山は11/17-18なので、二日間は無理でも一泊してどちらか出れないかしら。

エコ紳士さんやOさんと一緒に野辺山でワイワイできたら・・めっちゃ楽しそうです。

 

今シーズンは、息子が2歳になり夜ずっと寝てくれるようになったので土日の早朝は少し走れました。身重の妻も快く送り出してくれました。(そんな妻に、臨月にも関わらずお台場の砂場で子守りをさせた畜生は私です)

 

来シーズンは赤ちゃんがいる予定なので、夜泣きするだろうし、どうなるか分かりませんが、17-18シーズンのカレンダーを参考にするとターゲットは茨城、前橋、幕張、野辺山、湘南、千葉、湘南、茨城。

家庭内調整を行いこの内5、6レースくらいの参戦を目指します。

 

でもまずは風邪をひかない体です。ダンベル買って育休中に筋トレします!

魔がさしてポール

Paulのカンチブレーキに交換しました。

 

先日のシクロクロス東京でもそうでしたが、ディスクブレーキが大分浸透してきており、C4の印象としては(つまりシクロクロスをはじめた人は)7、8割がディスク車のようです。

僕のシクロクロス車はカンチブレーキモデルで、購入した時はトップ選手の竹之内選手もカンチブレーキを使用されていました。

ですが竹之内選手もディスク車を駆るようになり、合わせて東洋フレームから昨年ディスクブレーキモデルも発売され、またロードロメンバーでも少しずつディスク車の人が増えてきており、今、ディスクブレーキが非常に気になってます。

 

とは言え、せっかくカンチブレーキの自転車を持っているので、これでとことん遊んでみようと思っており、取り敢えず購入時はシマノにしてみたけど、Paulのブレーキって格好いいよね、性能もメンテ性も良いと言うし・・とずっと気になっていました。

 

魔が差したとしか言いようがありません。

 

昨年ブルーラグが10周年ということで、毎月コラボアイテムをリリースしていました。そんな中で目に入った下記のブログ。

bluelug.com

とても綺麗な青色。

僕のmudmanが水色なので丁度いいかも!と、いそいそと見に行ってきました。

残念ながら色味的には僕の自転車と合わなくて止めたのですが、(そしてこれはブルーラグのコラボ製品ではなくPaulの新色のようでしたが)、これによりブレーキ変えたい病になってしまい、新春セールで安くなっていたので勢いで買ってしまった。 


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フロント→ネオレトロ。

どうせなら全部載せでムーンユニットやハンガー、ハンターナッツも。

 
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リア→ツーリングカンチ。

 

シーズンの途中でブレーキのタッチが変わるのが不安なので置いておいたのですが、お台場が終わったので取り付けてみました。

不器用な僕は構造を理解するのに時間がかかり、結局3時間くらいかけてインストール。モンキーレンチを使ってアジャスターナットの角度をちゃんと調整してボルトで固定するのがポイントのようです。


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こんなカンチ、じゃなかった、こんな感じ。

おおお、すごく美しい・・。まるで工芸品のよう。

 

シマノより調整の幅が広いように感じます。アジャスターナットの角度でバネの強さが変わり、引きのタッチが変わります。

でもそれだけ。

いつもの練習場で走ったところ、さっぱり違いが分かりませんでした。

豚に真珠。僕にポール。

 

後はシューがシマノより大きいので、ウエットなコンディションでどう変わるのかが気になります。

これで差がなかったらどうしよう??

でもいいんです、格好よくなったんだから。

 

だんだんとカンチブレーキは時代遅れになるのかもしれませんが、こんなメカメカした見た目はやはり良いですね(空力どうなの、という話もありますが)。

 

これで自分の自転車で弄れるところは大体替えてしまいました。下手くそのくせに高価なパーツが集まってしまい、ちょっと気恥ずかしいのですが、自分で替えてみる度に愛着が湧きます。

次はやはりホイールいってみたいけど・・。

シクロクロス東京

去年に続き二回目の参戦です。

www.cyclocrosstokyo.com

 

来年と再来年はオリンピックのため開催中止が決定されており、その事もあってかC4はエントリー開始20分で定員となったようです。

 

クラブ・ロードロからは僕とエコ紳士さんの二人が出場です。

そして(この寒い中を自走で)オキタクさん、宮さん、クッシーが応援に来てくれることになり、また実は妻が二人目の子供を妊娠中で来月に出産予定なので、今シーズン最後のレースとして今までやって来たことを全てぶつけるつもりで挑んできました。 


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会場入りする僕を見て、

オキタクさん「どっちで出るの?」

僕「もちろんコレ!(ベビーカー)」

※この時、駐車場から会場までの間にレッカー作業をしている車があり、息子はそれを見たがっていたので、妻子より先に会場に入りしてレジャーシートを設置することに。

 

シクロクロス東京ってどんなコース?
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通称”砂地獄”と呼ばれるコースレイアウトはざっくりと以下の区間に分かれます。

①スタート~舗装道

②ショート砂浜

シケイン2つからの林区間

④ロング砂浜(マジ長すぎ)

⑤林区間~舗装道、フライオーバー(⑤~①が繋がります)

 

■レース展開

今回はシングルゼッケン(#4)です。

確か関東の複数のレースで共通ポイント制になっており、選手にはリザルトに応じてポイントが付与され加算されていくシステムで、累計ポイントに応じたゼッケン順になります。(このためレースに出続けていくと、徐々にスタート順が上がって有利になっていきます)

 

一列目に並ぶことができ、左がRCCの選手、右がブルーラグの選手でした。①スタートスプリントはRCC氏がトップ、次がブルーラグ氏で僕は3番手に続きます。

②ショート砂浜に入り、両脇二人が乗車で進むのを見て『すげー』と思いながらも僕は直ぐ降り押して走ります。

そう、今回も砂浜は全て押して走ります。

もちろん見た目は格好良くないし楽しくもないけど、僕にできるのはただこれだけ。修行僧のように無心で愛車を押して走ります。

ここでブルーラグ氏がバランスを崩したので僕は2番手に。そのまま➂林区間に入ります。

 

シケインをパスし、それから乗車、、しかしギアが重いままだったので登りを踏めません。なので一度降りて押して、としているうちにブルーラグ氏にパスされます。

そんなブルーラグ氏も少ししてミスして落車。仲間から「落ち着けーw」とヤジが。

ここで緊張していた僕も少し冷静になることができました。

周りの速そうな選手も同じC4。ミスだってするさ。萎縮しないで修行僧としてひたすら自転車を押して走ろう。

 

④ロング砂浜でRCC氏を抜きます。このとき『俺、試走していないし、この人の後ろについて走った方がいいかも?』と思いがよぎりました。

否。僕は修行僧なのだから何も考えず、倒れるまで自転車を押して走らなきゃ。得意のランで1秒でも差を付けないと。そしてここでトップに立ちます。

結果この作戦が良かったようで、この後最終周(三周)までトップを走ることに。マジか。こんな大舞台で「現在トップはトシモス選手です!」とアナウンスされるなんて。

 

そして最終周、最後の➄林区間で差され、一秒差でゴール。

2位でした。

 

■リザルト

C4-C、2位/54名(4%)

心拍はave171、max190。


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アップは周りを軽くランしただけでしたが、まあまあ心拍は上がり、後半もタレずに行けてます。

 

■メカトラというほどでもないけど

シューズのダイヤルが外れて困りました。おそらく一周目の➄林区間でミスって転びそうになり、その時だと思います。


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ゴール後こんな感じになっていました

乗車の度にダイヤルをグリグリ回したのですが、ベロが入っておらず、ちゃんと締めれなかったようです。昨年のエリートで茨城シクロクロスの選手がシューズが壊れてしまったようでしたが、彼もダイヤル式だったのかな。。

次は紐シューズを買おう。(こうして買い物する言い訳ができました!)

 

■まとめ

今回『砂場で自転車を押して走るのが一番早いおっさん』が僕でした。マジか。(僕はランは好きではなく自転車が上手になりたいのに)

というか、誰よりも必死に酷い顔して(ほとんど放送事故)格好悪く走れたと思います。なんとしても勝ちたかったし、そのために練習をしてきたし、それを応援してもらえて力が出せたことには感謝しかありません。


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ゴール後HP残1の僕。(Oさん、フォローありがとうございます!)

大会スタッフの方からは『お願いだから表彰式が終わるまで死なないでw』

確かにこんなにくたばってる人はいなかった。 


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表彰式を待っている間に3位の選手(愛知の方でした。愛知牧場も走ってみたい!)と少しお話をしていたら、息子が水を持ってきてくれました。グッジョブ。

ちなみに1位の選手は伺ったところ27歳、61番スタート(!)だったそうです。どんだけ速かったんだ。。


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人生初の表彰台。チームメイトや練習仲間、家族の前でのビールファイトはマジで最高でした!

いや嘘。こんなのTVでしか観たことないのでどうしたら良いのか分からないよ。

後で動画を観たら安いロボットのようでした。(でも写真はめちゃ上手に撮って頂いた。宮さんありがとう!)



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それにしても表彰台で自分の名前と『クラブ・ロードロ』のチーム名が呼ばれるのが嬉しいです。

シクロワイヤードにもリザルトが載りました。

www.cyclowired.jp

 

富士チャレのチーム戦でも感じましたが、このちょっと間の抜けたチーム名の部活動は本当に楽しい。という訳で、お台場ではとても幸せな一日を過ごせました。

応援してくれた皆さん、ありがとうございました!

湘南CX第2戦 開成水辺スポーツ公園

今年一発目のレースに参戦してきました。

shonancyclocross.jp

 

◼️開成水辺スポーツ公園ってどんなコース?

昨年の車載動画をみるとほとんど平坦だったのですが、今回はキャンバー内でのコーナーやUターンがあり、まるで初めてスノーボードをやってみて裾側に下りながらターンするよう。特に一周目は落車も多発しました。

それ以外は芝or土でのクネクネが多めで、下手くそな僕にとってはなかなかテクニカルなコースです。

 

ですが湘南シクロクロスは非常に運営が良く、試走の時間も長めに取られています。

しっかり四周ほど試走してどのラインでどのくらいスピードを落とせば曲がれるか、転けないかを確認できました。

 

◼️リザルト

C4の二組目、10位/49名(20%)

心拍はave164、max188。
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やはりスロースターターです。

 

3列目スタートで、スタートダッシュは競り負けて、一周目の後半くらいから徐々に垂れてきた選手を交わしてジリジリ順位を上げる走り方。大体僕はこのパターンです。

C4は3周だけだったので、ペース、レース展開は昨年の幕張と同じような感じでした。

成績は相変わらずパッとしませんがハアハア踏み踏みで楽しかった。

またエコ紳士さん繋がりのMさんや練習場繋がりの方が応援して下さり、メチャクチャ力が出ました。ありがとうございました。

 

◼️タイムテーブル

0519 武蔵小杉

0651 新松田

 

0935 コール

0945 C4-2スタート

1015 終了

 

1048 新松田

1219 武蔵中原

 

といった感じです。帰りに登戸から自走ではなく、ボーッとしていたのか南武線に乗ってしまいました。中原で降りたのは正解でした。小杉まで行っていたら大変だったと思います。昼の南武線輪行袋で乗るような電車ではないです。次は気を付けよう。

 

◼️所感
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朝の7時頃。とにかく寒かったです。行きの小田急の車内も寒かったので、シクロクロスはレース中以外の服装も大事です。薄手のダウンを買おうかしら。

 

C4の二組目だったので、一組目のMさんを応援がてら、みんなどんな感じで走っているのかを見てみました。

これは何気に楽しく、周回がどのくらいか分かるし(試走の時はなんとなく4、5周かなと思っていたら実際には3周でした)、また先に終わったMさんがコースが試走の時とくらべ緩くなってる、場所によってはエグれていると教えてくれ、得るものもあります。

 

練習場の方達とも挨拶程度ですが話ができ、朝早くきて会場でゆったり過ごすのもなかなか良いものです。

といっても自分のレースが終わるとさっさと帰って家族サービスなのですが。。

 

そしてとにかくコーナーが遅いです。

コーナーが20箇所あり、もしこれを1秒短く処理できたら、3周で60秒短縮となります。(もちろんレースでは他の選手がいるので単純な時間換算にはなりませんが)

普段の練習の際にも荷重の位置を自分なりに試しているのだけど、なかなか解に繋がりません。

 

次回は2/10お台場、そしてこれで今シーズンは終わりなので出しきって満足できるよう練習します。では。

turn!turn!turn! スマイルバイクパークに行ってみた!

 

夫婦とも地方出身の我が家、妻の兄夫婦(息子の従兄弟達)とも調整が進み、そろそろ年末年始の帰省の予定が決まってきました。

妻の実家は若干気を使いますが、一つ楽しみにしていることで近辺にGonzo ParkというMTBのパンプトラックがあります。ここがなかなかの神施設で子連れで行っても楽しいのです。

www.gonzopark.com

 

ですが今回は日程が合わず行けなそう、では近場に何か無いかしら、、と調べていたら見つけました。

稲城市のSmile Bike Park(通称SBP)。

www.facebook.com

 よみうりランドの近く、僕の自宅から一時間程で行けます。公式のツイッターがあったので質問したら『シクロクロス車でも可能』とのことなので早速行ってみました。

 

◼️行き方

住宅地の奥に位置しておりかなり分かりにくいです。『新ゆり天望の丘墓苑』を地図アプリ(あるいはカーナビ)の目的地設定すると良いと思います。このすぐ奥にあります。

ちなみに併設の『OPS』はサバイバルゲーム(鉄砲で撃ち合うヤツ?)のフィールドで、僕が行った日はこちらの方がお客さんが沢山いそうでした。

 

◼️スマイルバイクパークってどんなところ?

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感触としては、周回コースを回るというより主にスラロームと2連パンプで遊ぶ施設のようで、規模は小さめですが僕のような初級者には十分楽しめました。

スタッフの方が非常に感じの良い方で、今も重機が置いてあり、これからコースを拡張する予定だそうです。

キッズ用のコースを設けるアイデアもあるそうで非常に楽しみです。そうしたらどうやって息子を連れていこう?早くも妄想が膨らみます。是非頑張って欲しい、応援したいです。

 

◼️料金
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平日1500円だと手頃かな。

施設としてまだまだ模索中、成熟していない感じで、バイクレンタルは予約が必要だし、金額的にもハードルが高いです。

勝手なことを言うと、ロードの人向けに1000円位でバイクレンタルができると流行るのではないでしょうか?(ロードロでもそのくらいの金額だと誘いやすいです。)MTBに興味がありちょっと乗ってみたいロード乗りって、少なからずいるような気がします。

 

◼️走ってみて

取り敢えずシクロクロス車でもスラローム、2連パンプ共に降りずにクリアできました。というかmudmanでこんなところも走れてちょっと感動。勿論ゆっくりへっぴり腰ですが。

他のお客さんでメチャクチャ上手いMTBの方がいて、スラロームでウィリー&ジャンプをしていました。

少し話をさせて頂くことができ、『ドロップハンドルは道路が近くて怖くて無理』と言っていたけど、こんな所をハイスピードで下る方が百倍怖いのでは・・。

シクロクロス車を物珍しそうに見ていたけど、彼ならシクロクロスのレースも速そう。別ジャンル(と言えるほどロードを乗り込んでいるわけでは無いですが)の人と話をするのは面白いです。

 

この施設を紹介しているサイトがあり、動画がありました。 もう異次元。

MTB(マウンテンバイク)チーム TUBAGRA ツバグラ | 東京都稲城市にOPENしたMTBパーク「スマイルバイクパーク」に行ってきました

 

この日お会いした方はここまで速くはなかったけど、同じように後輪ロック?過重して?ターンしていました。思わずスゲーと声がでてしまいます。本当に格好良かった。

 

僕。手足が棒のような場違いラファおじさん。これが現実。フルフェイスの少年に挨拶されましたが、ごめんねピチパンで。

 

◼️シクロクロスの練習になるか?

シクロクロスは基本平地でのコーナーリングのため、曲がり方はかなり違うと思います。

但し、自分の引出しを多くするという意味では非常に勉強になり、またスラロームを下り登る必要があるので、すべて乗車でクリアするなど周回コースとして想定して走れば、心拍も上がり良いトレーニングになりそうです。

そんなことを考えながらも結局二時間ほどスラロームを中心に走りとても楽しかった!

1日いるのは飽きちゃうだろうけど、二、三時間集中して遊ぶにはちょうど良いです。

 

パークではポンプも常設しており貸してくれるので、自走でスマイルバイクパーク、

そしてランド坂、尾根幹、小山田周回などを追加しても良いし、また楽しい事が開拓できました。

興味のある人がいたら是非一緒に行きましょう!

子供がストライダーに乗らないならバイクロアに行こう!

「息子が2歳になったときにストライダーを与えたんですが、半年たった今、あまり乗らないんです。普段公園に持って行っても5分位しか乗ってくれないし、ひどいときはマンションの自室のドアからマンションの玄関まで。

僕が自転車が好きなので、ストライダーを通して『練習したら上手になること』を学んでほしいな。というか、早く一緒にサイクリングに行きたいだけなんですけどね(笑)」

ちょっとウザい感じの神奈川県在住のTさんですが、そんな悩みを持つTさんに、息子さんとバイクロアに行ってみることを勧めてみたら・・。

 

なんと驚きの結果が!

 

「息子がキッズロアでずっとストライダーに乗っていたんです!子供用のパンプやフライオーバーがあってちょっと難しいのに!何度も走っているうちに、何となく上手になって、とても感動しました。」

 

さて。

秋ヶ瀬の森バイクロア7に行ってきました。

妻と息子と初日の12/2だけの参加です。

 

■バイクロアとは

bikelore.jp

「大人と子供の自転車運動会」と銘打っており、僕のような子育て世代のサイクリストには気になるイベント。

恥ずかしながら僕はこれに出たいためにMudmanを購入し、今回で三回目の参加です。

昨年よりもイベントとしての規模が大きくなっており、家族でただピクニックのノリで参加している方も多いようで、地方出身・オシャレ弱者の我が家も非常に居心地よく感じました。

 

■キッズロア(レース未参加。子供向けコースの試走)

バイクロアではキッズレースを『キッズロア』と呼んでいるようです。

今回は1歳から(!)参加者がいたようです。

昨年来たときにキッズコースを自由に走れる事を知ったので、息子のストライダーを持ってきてみました。

とは言っても普段はあまり乗らないし、基本ビビりなので最悪コースにインしないことを覚悟していたら・・。


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一周目は『お父さん一緒に!』と不安げな様子。でも幸せです。なんたってバイクロアで息子がチャリに乗ってるんですから。

 

 

月曜になってもまだ余韻が残ってます。 #バイクロア #bikelore7 #strider #ストライダー #2歳8ヶ月

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短い脚でがんばってフライオーバーを越えているじゃないか!オムツの取れない2歳児もやればできるんですね・・。


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その後、何周も回ってなんとなく上手くなってきた??おいおいどーしちやったのさ?息子とそれを見守る妻。

 

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ベビロア(授乳/お着換え用のテント)の近くに落書き黒板もありました。


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大きなツリーがあり、木登り出来ます(変な日本語)。Oさんの息子さんが息子が登るのを助けてくれました。

 

今回、やっとシクロクロスお友達のOさんと家族同士で会えました。昨年、白州べるがでちょっとだけ家族同士で会って、それ以来だったので念願が叶いました。

ロードロファミリーもそうですが、友達にどんな家族がいるのか知りたいし、奥様同士が知り合いになってくれると何だか嬉しいです。

Oさんには自転車に乗る息子さんと、僕の息子と同い年のお嬢さんがいます。お嬢さんの方はあまり自転車には興味がなさそうでしたが、ニコニコしていて可愛かった。

レース休憩/試走の時に、Oさんが息子さんと『一緒に行こう』と親子二人で自転車で走っていく後ろ姿はため息が出ました。憧れです。

 

◼️ファンクラスA

リザルトは16位/76名でした。

ガチのレースではなく途中で停止して補給している人たちもおり、まあこんなものでしょう。

妻からは『結構速いじゃない』『でもゆっくり走った方が気持ち良いし楽しいんじゃない?』と謎のコメント。いや真理か。

 

コースはフルフラット。特に難しいところ、泥や怖い下りはなく、森の中をひたすら踏み踏みで楽しかった。

合計6周回となり、そろそろ終わりかな?と思って「あと2周だよ!」と言われた時は軽く絶望しました。

エントリーが遅かったため整列が後ろの方となり、何人か抜いて抜かれて、ゴール後は立っておられず、ああ本当にシクロクロスのレースって楽しい、楽しめた。と思いました。

 

それにしても僕は本当に飛び乗りが下手だな。そしてコーナーが下手くそで立ち上がりが遅すぎます。シケインやコーナーのたびにタイムロスしていました。

それでもコース脇で妻や子供が応援してくれて、「お父さんお父さん!」と言ってくれ、パワーが出ました。Oさん一家も応援してくれて、本当に嬉しいです。


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心拍はave177bpm、max187bpm。4周目くらいは手を抜いてますね。

実はこの頃疲れてきたし妻と子供が居なくなってしまっていたんです。後から聞いたらお腹が減ってケバブを食べてたそう。 

そのくらいのノリですね。ずっと見ているのも飽きてくるだろうし2、3回応援してくれたら十分。


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極めて地味な自転車父ちゃん(シクロクロッサー見習い)です。

妻には「見つけにくい。この子は全然見つけられないよ!」と言われてしまいました。

確かに2歳の子供って目は良いのに探し物が苦手です。

同じような配色の人が沢山いるし、水色の(しかもマット塗装の)自転車って目立たないので、見分けのつきやすいジャージを考えたい。。。

 

■タイムテーブル

0820 自宅出発

1010 到着

1130 ファンクラスAスタート

1400 会場出発

その後はせっかく埼玉まで来たので、最近子供が産まれた友人宅に寄って挨拶して帰宅。

 

結局4時間近く会場にいたことになります。

予報では最高気温が11度でしたが、とても天気が良く日向では快適に過ごせました。

森の中なので、お日様の動きとともに日向の場所が変わりますが、暖かい格好をして、レース後もすぐに着替えたので寒い思いはしなかったです。

 

今回は妻にとても好評で、

「久しぶりに森の中に行って楽しかった。紅葉していて綺麗だった」「この子があんなにストライダーに乗ると思わなかった。転んでも泣かずに頑張って走っていてちょっと感動した」

息子にも「来年はレースに出てみる?」と聞いており(!!!)、すごいです。バイクロア。ありがとう。バイクロア。

 

■バイクロアを楽しむには

といった感じです。

シクロクロス・レースイベントというより、2歳児がいる家族で楽しむイベントとしてのレポートになってしまいました。

ですがアチコチで書かれているように、とても雰囲気が良く、小さい子供連れでも楽しめるように工夫されているイベントでした。

自転車が好き、家族(配偶者や子供)がいる方は是非バイクロアに行ってみると楽しいと思います。

 

その際のポイントは以下ではないかと思います。

・子供のストライダー/自転車は持っていくこと

・テントやシートを持って行っていくこと

公園にピクニックに行くのと全く同じです。(今回は「キャンプサイト」があり、そこ自分たちのベースを作りました。基本荷物を置くだけですが)

・欲張らないでレースは一つだけに参加すること

面白そうなレースが沢山あるけど、一つに絞って楽しんで(出し切って)、それから家族とのんびり会場を回った方が楽しめます。

・ご飯を食べること

(コンビニでも良いから)お弁当を持っていくこと。出店のご飯は美味しいのですが、あくまで補助的なものと考えた方が良いです。ちょっとスパイスが効いていると子供は食べられなかったりするので、やはりある程度のお弁当やお菓子は持って行った方が良いです。

・暖かいうちに帰ること

何でもそうですが、もうちょっと遊びたいな。。くらいで帰るのが良いです。うちの場合、息子はまだまだストライダーに乗りたがっていたけど、明らかに疲れてうまく動けなくなっていました。ジュースやお菓子で釣って退散したのですが、案の定、車に乗せるとすぐ寝ました。もうちょっと遊びたかったので「また来年も来ようね」となりました。

 

僕らサイクリストは家族を誘う時につい熱くなってしまいますが、

スポーツバイクに乗らない普通の人は、朝の5時から17時まで走るのは意味が分からないし、200km走るのは楽しくも格好良くもなく、どちらかと言うとキモいし、泥の上を走って汚れるのは嫌です。

自転車はどちらかというとM性をくすぐる楽しみだと思うので、その辺を意識してノーマルの家族をアテンドすると上手くいくと思います。今回はとてもとても楽しめました。

スターライトクロス

11/3にスターライトクロスに参戦してきました。

STARLIGHT CROSS in CYCLE MODE 2017 |


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サイクルモードの初日、となりの幕張海浜公園での併設開催です。

クラブ・ロードロでもエコ紳士さんがシクロクロスを始めたので、ようやく部員2名になりました。またシクロクロスお友達のOさんにも久しぶりに会えるのが楽しみなレース。

 

僕の出走カテゴリはC4Aですが、エントリーリストを見ると、なんと弱虫ペダル原作者の渡辺航先生の名前が!どこまで絡めるか・・。

 

エコ紳士さんはお嬢さんと友人のMさんと参加。僕、エコ紳士さん、Mさんは皆C4A出走のため、応援のお嬢さんの前を三人で試走し、そのままレース開始となりました。

 

◼️スターライトクロスはどんなレースなの?

一周約2.8kmで、台風や雨の影響で水たまり有り、泥有り、芝有り、アップダウン有りで非常に走りがいのある楽しいコースでした。
試走の時にMさんが『またアトラクションがある!』と言いながら走っていたのが印象的です。

ざっくりと、スタートはアスファルトの舗装路ですが、その後は坂とシケインが続き、芝の区間、細かいキャンパーの登り降りがあって、「忍者返し」あるいは「たけし城」と呼ばれる激坂が二連続、そして芝の区間となります。

僕は自分がまだまだ初級者であることを認識して、乗車でパスできない箇所は潔く降りて確実にクリアしていく作戦です。走っていて非常に辛く楽しかったので、こんな所を普段も走って練習できたらどんなに素晴らしいだろう、と思いました。

どうやらMTBのコースとしては開放しているけど、忍者返しは常用のコースでは無いようです。

 

二周目位からは順位も落ち着いてきて、前の走者と抜きつ抜かれつでした。
恐らく僕より脚力があり僕より攻めている方で、彼がミスした所を抜いて、芝の区間で抜かれるパターン。たった三周でしたが非常に充実した時間でした。

 

幕張と言えば二年前に僕がMudmanをオーダーする前日に泥レースが展開され、たけし城にドン引きした記憶があります。

 

いざCX車を買おう!と決心して、明日伺います、と電話してからこの動画を見た初心者の気持ちとは。Aboveで『幕張の見たんですけど、こんなのできるかな・・』『いやいや楽しいですよー』

 

■成績

18位/67名(26%)でした。

 

ただし、一周目10:05.65、二周目9:56.45、三周目9:50.60、と周回を重ねる毎にラップは良くなってます。ということはスタートが遅くて最初は他の選手に詰まっていて、後半捌けてきて自分のペースで走れてるということなのかもしれません。


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心拍数はave176、max187。試走を真面目にやったからかスタートから上がってます。けど後半はサボってるのがバレますね。昨シーズンのお台場ではもうちょっと頑張っていました。

二周目で池ポチャしそうになり、その後は泥汚れでガーミンは見えないし、走りが慎重になってしまったのだけど、こんなものでしょう。とにかく最高に楽しかった。

 

エコ紳士さんも楽しかったみたいです。お嬢さん(元気ですっげえかわいいの)も思った以上におじさんに話しかけてくれたし、楽しそうでした。

『この中で疲れた人ー?』→『はーい(おじさん3人)』

『この中で誰の自転車が一番かっこいいの?』→『たぶんみんな自分の自転車が一番かっこいいと思ってるよ(紳士)』

 

そうです!ロードロ・シクロクロス部は家族参加で楽しいんです!

 

 
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集合に遅れるという最低ミスをしてしまい3列目スタート。クロス部が嬉しくてちょっと舞い上がってたんですね。。

『先生、僕、原作の福冨が金城を訪ねてきて二人がサイクリングするシーンが好きなんです』『先生、ナイスレースでしたね』と絡める筈もなく。


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レース後の僕のMudman。僕も見事な泥男になりました。


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エコ紳士さん、Mさんとお互いの健闘を讃えあい洗車待ち中。泥んこですが三人とも完走し達成感で一杯です。

ただ、この後に洗車場の水がなくなるという事態が。輪行だったのでちょっと残念でした。


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レース後の芝生エリア。もう少し大人数で来れたらテントを持ってくるなどして、ここでビール飲んでゆっくり次のレースが見たいです。

けれど子供がレースに出るなら家族で来て楽しめそうだけど、僕のところのように2歳半くらいだと遊具もなく退屈かも。

 

洗車を待っている間にC4Bで走っていたOさんがDNFしてしまいました。落車で前タイヤが外れ擦過傷で血が流れて痛そう。せっかくレースに参加したのに力を出しきれず、落ち込んでいる様子でした。変な話ですが、物凄く気持ちが良くわかります。

僕の昨年のバイクロアが似たような感じで、落車し完走はしたものの、怪我して首は痛いし、オークリーは飛んでいくし、『俺はこんなところまで来て何やってるんだ』と非常にガッカリした記憶があります。

シクロクロスは富士チャレンジ等と違い、ちょっと無理すると転けちゃってアウトとなってしまいます。多分こうやって落車を繰り返して自分がどのくらい走れるの(走れないのか)限界が解っていくんでしょう。Oさんには気を取り直して貰ってまた一緒に練習したいです。

 

この後は風邪っぽさが抜けないのでOさんと輪行で帰宅。ホッとして子供に会いたくなりました。

 

◼️タイムテーブル

東京駅での京葉線乗り換えが遠いので別のルートを。

0812 武蔵小杉

0820 市川

0905 西船橋

0929 海浜幕張

 

1332 海浜幕張

1402 新木場

1427 大崎

1436 武蔵小杉

といった感じです。

 

家庭の事情で今シーズンはあまりレースに出れなそうですが、楽しんでいきます。

次はバイクロア!