子持ちペダル

横浜市在住のロードバイク乗り。仕事と子育てと趣味をいい感じにできたら

ディスクかカンチか、それが問題だ

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先日購入したシクロクロス車のmudman、カンチ対応とディスク対応のフレームが別物だと今知った僕です。(ディスク化しようと思ったら、ブレーキとホイールを買ってきて交換すればいいものと思ってた。)
 
ロード出身だとブレーキなんてティアグラか105かアルテグラか(つまりはグレードの差)しか違いが無いのだけど、
シクロクロスだとカンチかディスク、カンチだとその中に初めて聞くメーカーが沢山あってわけわかめです。(カンパとスラム以外、Spooky、Paul、TRPなんてみんな知ってるの?)
 
 
結局はシマノカンチブレーキ(BR-CX70)にしたのですが、以下は素人なりに色々調べたり考えてみた備忘録となります。
 
ロードバイクシクロクロスバイクのブレーキは以下三種類となります。(他にVブレーキとかもあるけど)
キャリパーブレーキ(一般的なロードバイクのブレーキです)
③ディスクブレーキ
 
ざっくりと、③ディスクブレーキは①や②より制動力がありMTB等で使われています。
最近ロードバイクでも普及してきており、CAAD12はディスクブレーキモデルがあります。制動力以外メリットとしては構造上ホイールリムが減らない事(キャリパーと異なりリムをブレーキシューで挟んで減速する訳ではないため)、つまりホイールが長持ちするかもしれないです。
 
またUCI
「2016年度は全てのUCIレースでディスクブレーキのテストを継続し、好ましい結果が得られれば2017年度のUCIワールドツアーレースで正式採用する」そうです。
となると僕らエンドユーザーにも一気に普及する可能性があります。
 
また先日セミナーを受講したやまめの学校の常城賢さんは、ディスク最高と言っておりました。
 
とか言われるとディスク行っとく?となるのですが、ここでホイール使い回し問題が出てきます。
①キャリパーと②カンチはホイールの互換性があるのですが、③ディスクはそうではないため、例えば現在ロードバイクレーゼロやシャマルやボーラやFFWDを履いている人は、ディスク車には使えないのです。
つまりiPhoneアプリを沢山持っている人は、Androidに乗り換えるとアプリをはじめから集め直さなくてはならないのと同じ。悲しきエコシステム問題。コンポだけではなく、ブレーキも同様です。
 
お店の人が言うには
「ディスクにすると1kg増えて5万高くなります。けど重くても回る進むホイールを組みます!」
「ディスクとカンチだと晴れてると制動力は変わらないです。雨とかウエットな環境だとメリットが出てきます。走るレースによっての使い分けですね」
 
この辺をどこまで受け止めるか、というのはあるのですが、軽さやホイールのロードとの兼用を考え、またイニシャルコストを下げようとディスクを見送りました。
 
この際に、所謂業界の方達はどうされているのか調べてみました。
 (キッズが世のギタリストがどんな楽器を使っているのか色々調べてフムフム言っているみたい。)
 
竹之内悠選手(ベランクラシック・エコイ)
沢田時選手(ブリジストンアンカー)
小坂光選手(宇都宮ブリッツェンシクロクロスチーム)
中村龍太郎選手(SNEL CYCLOCROSS TEAM、イナーメ信濃山形)
矢野大介さん(八ヶ岳バイシクルスタジオ)
 
⚫︎ディスクブレーキの方
前田公平選手(弱虫ペダルシクロクロスチーム)
織田聖選手(Above Bike Store Cycling Team)
吉田秀夫さん(盆栽自転車)
ジェレミー・パワーズさん
ティム・ジョンソンさん
 
※幾つかの写真や記事から勝手に分類させて頂きました。
たまたま見た写真や、出場されてたレースがそうなだけで、上記の方々は複数の自転車を所有されているかもしれないので、あくまで参考まで。
 
まあトップ選手はスポンサーの意向で機材が決まるわけだし、彼らの機材が僕のような初心者にとって参考になるのかは分からないけど、カンチの方も沢山いるんだな、という印象です。
 
 
ディスクに関してはブレーキが効き過ぎる、輪行での使い易さなど色々な意見があるようです。出来ることなら実際に使ってみて一本山を登って降りてみたい。
ディスク車に乗られている方がいましたら、どんなものか教えて下さい!